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【徹底討論】事実婚はアリ? ナシ?

ファナティック

近年話題の事実婚。芸能人などでは多く見受けられ、結婚の形の一つとして注目を浴びていますが、まだまだ世間的には正式な結婚と見ない人も多く、その賛否は問われるところとなっています。事実婚について思うことを、社会人の女性に聞いてみました。

Q.事実婚はアリ? ナシ?

アリ 37.38%
ナシ 62.62%

6割以上の女性が、事実婚はナシと回答しました。それぞれの理由を見てみましょう。

【「アリ」と回答した女性の意見】

●結婚は形式的なもの

・「今は離婚も多いし、籍に縛られたくないという気持ちもわかる。仮面夫婦も世の中たくさんいるし、遺産とか関係なく、お互いがよければいいのかも」(33歳/その他/販売職・サービス系)

・「籍を入れる必要性がわからない。そんなものに縛られなくても2人の気持ちがしっかりしていれば紙切れは必要なし」(31歳/医療・福祉/専門職)

日本の制度では籍を入れることによりさまざまな恩恵を受けられる反面、名字を変えることにともなう手続きの煩雑さや仕事上の問題、万が一の離婚で生じるトラブルなど、結婚がもたらす問題点も多くあります。事実婚は形式に縛られない分、自由に結婚生活をコーディネートできそうですね。

●結婚できない事情もある

・「家の事情で入籍を許してくれない場合はあり。当人同士は同居していて経済的に問題がないなら事実婚でもいいと思う」(30歳/その他/その他)

・「そういう形もあっていいと思う。以前、シングルバツ2の彼と付き合っているとき、子どものこともあるし事実婚もありだなとお互い視野に入れていた」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

世の中のすべての男女が家族や周囲に祝福され、相手の家に入ることができるとは限りません。中には結婚しようにもできない事情を抱えているカップルもいます。すべての人に結婚生活という選択肢を与えるという意味でも、事実婚が持つ役割は大きいと言えるでしょう。

【「ナシ」と回答した女性の意見】

●法律的なリスクがある

・「法制度が整っていないから」(27歳/金融・証券/その他)

・「何も保証されない。居なくなってしまったらそれで終わり。が嫌」(32歳/情報・IT/その他)

・「別れるとなったときにもめそう。結婚していれば法でどうにかなりそうだけど、事実婚だと責任とか変わってきそう」(24歳/その他/その他)

フランスでは半数以上の子どもが婚外子であると言われ、ヨーロッパではとても身近な事実婚。ですが日本ではまだ事実婚に関する法整備が不十分だと考える人も多いようです。何かあったときに、法に守ってもらえないというリスクは否めないかもしれませんね。

●結婚の責任

・「事実婚を否定はしないが、籍を入れることで覚悟と、責任が出てくると思う」(24歳/医療・福祉/専門職)

・「事実婚は都合が悪いと逃げられてしまうから。結婚は覚悟を決めて、その道を歩むことを決める意思表示だと思うから、ある程度のことは我慢せざるをえない。そのことに意味があると思うから。同性婚など以外、事実婚の意味がよくわからない」(24歳/金融・証券/事務系専門職)

「家に入る」という結婚の制度を踏むことによって覚悟が生まれるという意見です。事実婚には嫁に行く、婿に行くという概念がありません。対等なパートナーシップを築きやすい反面、既婚者としての責任感が希薄になるのでは? と懸念する声もあるようです。

まとめ

いかがでしたか? 事実婚はありかなしか、アラサー女性に聞いてみました。賛成派も40%近くいるものの、まだまだ入籍をとった婚姻関係をのぞむ女性が多いようですね。あなたは事実婚をどう思いますか?

(ファナティック)

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年2月26日〜2月29日
調査人数:404人(22歳〜34歳の女性)
※画像はイメージです

※この記事は2016年04月15日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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