【東京朝ごはん】一度食べたら忘れられない! 個性派コーヒーショップ「キャメルバック サンドウィッチ&エスプレッソ」の朝ごはん
おはようございます。Good Morning Japanです。日々、進化し続ける東京のコーヒー事情。ここ数年でコーヒーショップが続々オープンし、淹れる人だけでなく、飲む人のこだわりもますます強くなっています。朝、コーヒーを飲まないと1日が始まらない! そんなコーヒー好きの方におすすめ、こだわりのサンドウィッチもいただける奥渋谷のお店をご紹介します♪
渋谷から神山町の商店街へ、左手に見えてきたラクダのマーク。
こちらが今回おすすめのキャメルバック サンドウィッチ&エスプレッソ。基本テイクアウト専門のお店ですが、外のベンチでいただくこともできます。
キッチンとカウンターのみのコンパクトな店内。
高校時代からの親友である、鈴木さんと成瀬さんがお二人ではじめたコーヒーショップ。こだわりが詰まったすごいメニューがそろっているんです!
まずは、おすすめの「塩キャラメルラテ」を。
きれいなラテアート! コーヒー担当の鈴木さんは、「ストリーマーコーヒーカンパニー」で経験を積み独立したバリスタ。お客さまとの会話から、一人一人の好みに合わせてていねいに淹れてくれます。
きめ細かい泡は、ふんわりと柔らかく口当たりなめらか。コーヒーの苦みをまろやかに包み込み、塩キャラメルの程よい甘さと絡んで優しい味わいに。香ばしさが口から鼻に抜け、香りまでもがいつまでもおいしい! 朝からこんなすてきな一杯が飲めたら、ぜいたくな気分になりますね♪
ラクダのロゴが入ったカップも、写真に収めたくなるかわいさです。
そして、コーヒーに合わせていただくサンドウィッチは全8種類。なんと! 食材によって、人気のパン屋さんである365日やカタネベーカリー、タルイベーカリーなどのバゲットを使い分けるこだわり。今回はおすすめの2品をいただきました。
まずは、「パルマ産生ハムと大葉、ゆずとバターの香り」。
サンドウィッチに大葉とゆず! なんと斬新な組み合わせ。実は、サンドウィッチ担当の成瀬さんは元すし職人という異色の経歴の持ち主。真魚箸を使い、美しい手さばきでキッチンに立つ姿は、まるでここがおすし屋さんかのように錯覚してしまいそうです。パン+和のテイストのオリジナリティー溢れるアイディアも、元すし職人ならでは!
まずは一口。初めに香るゆずと大葉がなんとも爽やか。生ハムの塩味、バターのまろやかさがマッチして、上品でさっぱりとした味わいは朝にぴったり! それぞれに存在感があるのに、互いに尊重しあっていて絶妙なバランス。外国の方もよく訪れるそうで、大葉はジャパニーズハーブとして人気だそう。これぞ日本を代表するサンドウィッチ!
付け合わせにピクルスとたまご焼きもついてきます。
さらに、成瀬さんのテクニックは「すしやの玉子サンド」にも。
この美しく輝くたまご焼き! 焦げひとつなく焼き上げるのは元すし職人ならではの技術。しっとりとした甘いたまご焼きは、カリっとトーストされたコッペパンとの相性抜群。ピリっときいたからしがアクセントとなり、大人っぽい味わいです。
テイクアウトにするとこんなかわいいラッピングに。
これからの季節、これを持って近くの代々木公園にピクニックに行くのもいいですよね♪
シンプルでおいしい、そこにプラスαのアレンジがスパイスとなっているのがキャメルバックの魅力。それは個性溢れるメニューだけでなく、お二人が大切にしている人との“つながり” にも。
お店の前を通る小学生や、配達のおじさんと積極的にあいさつを交わし立ち止まっておしゃべりする姿に、下町商店街を思わせるどこか懐かしいほっこりとした気持ちになりました。地域の人、お店に来てくれたお客さまとのコミュニケーションを大切にし、関係を築いていく。そんなお二人の気さくさが、ファンを増やしている理由のひとつ。ぜひ、キャメルバックのおいしいコーヒーとサンドウィッチ、楽しい会話ですてきな朝をスタートしてみてください♪
■キャメルバック サンドウィッチ&エスプレッソ(CAMELBACK sandwich&espresso)
住所:東京都渋谷区神山町42-2 1F
営業時間:9:00〜19:00
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
電話番号:03-6407-0069
HP:http://www.camelback.tokyo/
料金:塩キャラメルラテ550円、パルマ産生ハムと大葉、ゆずとバターの香り シングル700円、すしやの玉子サンド350円 ※すべて税抜き
(Good Morning Japan 赤埴奈津子)
次回の「東京朝ごはん」は、4/8(金)更新予定です。お楽しみに!
※この記事は2016年04月08日に公開されたものです