知りたい! 派閥争いに巻き込まれない方法「他人の悪口を絶対に言わない」「まずは単純に仕事ができること」
「派閥」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、女子はグループで行動することが多いですよね。グループ同士の仲が悪いと、自分ではそんなつもりなかったのに、いつの間にか派閥争いに巻き込まれてしまうことも……。どうすれば派閥争いに巻き込まれないで済むの? 働く女性に聞いてみました。
みんなと仲良く
・「誰とでも挨拶以上の会話やコミュニケーションをとっておく」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「ボッチでいながら、飲み会などには極力参加する」(31歳/通信/事務系専門職)
・「なるべく目立たず、誰に対してもいい顔もせず、敵対もせず、ただ川のように流れていれば良いのではないでしょうか」(33歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
特定の人とばかりつき合っていると、相手に同調せざるをえなくなりそう。いろいろなところに顔を出すようにしておけば、あなたが緩衝材になって派閥争いそのものを食い止めることができるかも?
言ったら負け
・「他人への悪口やうわさには、一切関わりを持たないこと」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「悪口を絶対に言わないことと隙を見せないこと」(26歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「悪口を言わない。悪口を聞いても『そうなんだ~』って流す。それに乗っかっちゃうと後々面倒な事になる」(34歳/機械・精密機器/技術職)
他人の悪口を言っているときは忘れがちだけれど、自分もまた言われる立場でもあるということを覚えておきましょう。軽い気持ちで発した一言が、巡り巡って話が大きくなって相手に伝わることもありますよね。最初から言わないのが一番!
話上手より聞き上手
・「全てうまく聞き流して、一緒になって愚痴らない」(30歳/生保・損保/営業職)
・「聞いてほしいだけの場合もあるので、話は聞くが、強く同調したり、批判したりはしない」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「自分の意見を言わない。うんうん頷いておく」(25歳/医療・福祉/専門職)
不満がたまってくると、口に出さずにいられなくなる気持ちもわからないではありません。そこで同調してしまうと悪口大会になってしまいますが、聞いてあげるくらいならいいかも。ただし、相手と自分の間に透明な壁を作っておくのを忘れずに。
キャラを固定
・「私は関係ない。という態度でいる」(30歳/その他/販売職・サービス系)
・「〇〇さんはそういうのよくわかんないもんね。ってキャラを作り上げる」(28歳/金融・証券/専門職)
・「八方美人とか言われるのも嫌なので『派閥争いとかめんどくさいと思っている派閥』をなんとなく作っておき、争いに巻き込まれない立ち位置を死守する」(32歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
「え、派閥なんかあるの?」と、あえて気づかないフリをするのが一番強いかもしれませんね。周囲の人たちが不穏な動きを見せていても、仕事に一生懸命で目に入っていませーん!
ただ真っ直ぐに
・「まずは単純に仕事ができること」(26歳/その他)
・「意見を求められたら、ぶれない率直な意見、正論を言う。語気をやさしく、おさめる方向性にさとす。あくまで中立」(30歳/その他/事務系専門職)
・「No1には嫌われないようにする。No2は味方につけるようにする。あとはマジメにきっちりとした仕事をしていたらだいじょうです」(33歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
派閥に属していなくても、自分の立場を作り上げることはできますよね。きちんとしている人は、周囲の人たちからも一目置かれるはず。そうなると、こちらに敬意を払ってくれるでしょう。
さまざまな立場の人が集まっているからこそ、答えはひとつではないですよね。とはいえ、目標はみんなが気持ちよく仕事ができること。派閥争いまったく逆の方向に向かっているような……。なにごとも割り切って考えると、細かいことは気にならなくなりますよ。
(相羽亜季実/OFFICE-SANGA)
※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答数409件(22~34歳の働く女性)
※画像はイメージです
※この記事は2016年03月30日に公開されたものです