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専門家 スキンケア

かきむしるのは絶対NG! 皮膚科医に聞く、肌の「かゆみ」の原因と対処法

石部千晶/六識

花粉の季節や、空気が乾燥する時期に発症しやすい肌のかゆみ。かいちゃダメなのはわかるけど、それでもかゆみは我慢できない! そんなかゆみが起きてしまったとき、みんなはどのように対処をしているのでしょうか? そこで、働く女性に、肌のかゆみについての悩みをアンケート調査。さらに、正しい肌のかゆみ対処法について、渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に教えてもらいました。

Q. 肌の「かゆみ」を感じることはありますか?

まず肌のかゆみを感じることがあるか聞いたところ、ほぼ半数ずつに分かれるという結果に。続いて、具体的にどんな症状が出るかを聞いてみました。

ダメなのはわかっていても、かく手が止まらない……

・「我慢できないほどかゆいので、ついかいてしまうが、とても痛くなる」(29歳/金融・証券/事務系専門職)
・「別にプツプツができているわけでもないのに、肌が無性にかゆくてたまらない」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

多かったのが、ひたすらかゆくなるという症状。特に乾燥している日は、かいちゃいけないとわかっていても、かかずにはいられないほどのかゆみに悩まされるようです。

赤みが出ちゃう

・「顔の一部だけ赤くなって、そこがかゆくなる。だいたい翌日には引いているが、場所を変えてときどきある」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「まぶたにかゆみが出たり、赤く腫れたりする」(28歳/医療・福祉/専門職)

肌が赤くなってしまう人も多い様子。そのなかでも、翌日には治る人、しばらく治らない人と意見がわかれました。

肌にピリッとした痛みが……

・「熱を出したときに感じるような、ピリピリとした痛みがずっと続く」(32歳/自動車関連/技術職)
・「肌に異物がついているかのような、少しチクチクするようなかゆみが発生する」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

肌を刺すような痛みがあるという声も。かゆみだけでなく痛みもあるとなると、かなりツラいですよね。

<皮膚科医に聞く、肌の「かゆみ」の原因と対処法>

肌の「かゆみ」の原因や対処法は、知っておいて損はありません。そこで、渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に、肌のかゆみの原因と、効果的な解消方法を教えてもらいました。

◆かゆみの原因は大きく分けて2つ

吉田先生「かゆみが出てしまう主な原因として、まずアレルギー性か非アレルギー性かの2つに分けることができます。アレルギー性の場合、花粉やハウスダストなどが原因と考えられます。顔や首など、肌が露出している部分にかゆみが起こったり、乾燥がひどくなったりします。非アレルギーの場合は、汗や衣服の擦れ、乾燥などが原因に考えられます。汗をかきやすいヒジやヒザの裏、背中などがかゆくなる人も多いです。また、“じんましん”もかゆみが出る皮膚疾患の代表的なものですが、原因は不明なことがほとんどです。寒暖差や物理的圧迫によって起こる場合もあります」

◆まずは保湿! 発症したらかかないようにして皮膚科へ

吉田先生「乾燥など肌が敏感になっているときに、かゆみが起きやすくなります。その点では、保湿をしっかりして乾燥を防ぐことがかゆみを抑えることにつながります。刺激の少ない化粧水などを使用するなど、肌の調子を見ながらその時に合ったものを使用しましょう。かゆみが出てしまったら、やはりかくことはNGです。肌が傷ついて痛みが出てしまう場合があります。がまんせずに、皮膚科で正しい治療をすることをオススメします。また、熱いお風呂に入ったり、お酒を飲むことは控えましょう。血行がよくなると、かゆみを助長させてしまいます。氷で冷やすのもNG。冷やしているときはかゆみが和らぐかもしれませんが、氷をとったときに一気に血行がよくなり、結果的にかゆさを倍増させてしまいますよ」

<さいごに>

症状が出てしまったら、早めに皮膚科へ行くようにするのがベスト。起きているときは我慢できても、寝ている間に無意識にかきむしってしまうこともあるようです。かゆみが収まっても肌が傷だらけになってしまったら、痛々しいうえに、場合によっては傷跡が残ってしまうことも考えられます。「まずは保湿で予防」&「かゆみの症状が出たら我慢しすぎず皮膚科へ行く」を心がけるようにしたいですね!

吉田貴子先生
皮膚科・美容皮膚科医。2004年に渋谷スキンクリニックを開業。一般皮膚科と美容皮膚科を開設し、あらゆる肌の悩みに向き合っている。なかでもニキビ治療を得意とする。また、肌トラブルだけでなく、ダイエットやアンチエイジング、発毛治療など、美容にまつわるさまざまな悩みに対応してくれる。テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。

(取材協力:吉田貴子、文:石部千晶/六識)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.21)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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