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専門家 メンタル

【女の嘆き】自己実現している友人に嫉妬! ドロドロした気持ちのやり場に困る私はどうすべき?

三吉野愛子

「あの子っていいなぁ! 私なんて……」「今、私ってどう見えてるんだろう」など、他人と比較して自己評価が下がったり、同性・異性の目に自分がどう映っているかを気にしすぎたりすること、ありますよね。心理コーディネーター・三吉野愛子が、そんな複雑な女ゴコロを解説し、嘆きの処方箋を出します。自分らしく輝いて生きるヒントをチェックして!

<今回の嘆き>
昨年、資格の勉強をしようと通いはじめたスクールで仲よくなった友人がいます。昨年の秋にはカリキュラムは終了しており、あとは資格の認定試験を受けるのみ。でも私は、仕事やプライベートでの環境の変化が重なり、年内に開催される認定試験は見送ることにして新年を迎えました。ところが、昨年中に認定試験を受けた彼女から、年賀状で合格の知らせがあったのです。すぐに祝福のメッセージを送ったものの、日を追うごとにモヤモヤとした妬みや焦りの気持ちがわいてきて……。せっかくの新年、こんな器の小さいことではいけないと思うのですが、どうにも気持ちを切り替えられません。

夢と目標を胸に、学びの場で出会った同志。学んだ時期や内容は同じでも、その後の進路はそれぞれに分かれていくもの。頭ではそう思っていても、友人に先を越されたという焦りや、自分だけが取り残されてしまったような寂しさ、試験勉強に集中できる環境があった友人への嫉妬、がんばればできたかもしれないのに挑戦しなかった自分への失望などなど、さまざまな感情に見舞われてしまうことでしょう。

とはいえ、友人の合格の知らせによって、自分の夢が断たれたわけでもなく、チャンスを奪われたわけでもありません。嫉妬の感情をできるだけ早く手放して、自分のペースを取り戻せるような考え方を模索してみましょう。

■女の嘆きの処方箋

その1 自分自身の夢や目的をしっかりと思い出す

嫉妬に揺れる心に、ひとつの問いを投げかけてみてください。友人と一緒に目指していた資格の認定は、自分の人生の目的そのものでしょうか。うっかり「はい」と言ってしまいそうですが、よく考えてみてください。資格の認定のもっと先に、叶えたい大きな夢があったのではないですか。資格の取得は、言わば人生の大きな目的を達成するための道のりに点在する“目標”のひとつ。そもそも学んで実力をつけようと思い立った背景には、世の中や人に対してこんなふうに貢献できたらいいなという、大きな願いや目的があったはずなのです。つまり夢のことですが、まだ生きているはずの夢の存在を思い出してください。友人が先に資格の認定を受けたことは、友人の人生のプランがひとつ実現されたということで、自分自身の人生のプランとは直接的には関係のないこと。その事実に目を向け、自分の道をしっかりと踏みしめていきましょう。

その2 手近なライバルに勝つことより、自分に勝つことに目を向ける

次に、もうひとつ問いかけてほしいことがあります。友人より優れているとか劣っているとか、そういうことが人生の質を決めるのでしょうか。答えは、「いいえ」ですね。たしかに、なにごとも自分ひとりでがんばるよりも、切磋琢磨できる仲間がいたほうが学びも感動も大きいものです。しかし、よき仲間、よきライバルであった友人の存在には感謝しつつも、その友人に勝つことそのものが人生の勝利ではないことに気づかなくてはなりません。

学びの場で一緒になった友人と自分は、もともとちがう人生のコースを走っている者同士。たまたま、同じ場で学ぶ機会を得たことでコースの一部が交差しただけなのです。しばらくは、お互いの姿をみながら同じゴールを目指して走っているように感じても、そのゴールとは、つまり目的を達成するための道のりにあるひとつの“目標”であり、仮のゴールなのです。もともとの人生の目的がちがえば最終的なゴールもちがうので、走っているうちにお互いの姿が見えなくなることは十分にありえます。

大事なのは、手近にいる人に勝つことを目的にしないこと。その人たちは、ある一時期、刺激を与え合いながら学んでいく仲間なのです。勝ち負けの意識にとらわれて苦しくなったときは自分の大きな目的を思い出し、「私は、昨日の私に勝っているか(過去の自分を越えているか)」ということに目を向けてみては。着々と自分を成長させ、過去の自分に勝っていると感じるなら、むやみに人を羨ましがらずにしっかりと自分自身を認めてあげましょう。また、自分に勝てていないと感じるのなら、人と競うことに意識を向ける前に、自分自身をていねいに認め、育てていきましょう。

その3 嫉妬を感じるときは、自分を伸ばす最大のチャンスと考える

人はやみくもに嫉妬をするわけではありません。相手だけではなく自分もがんばっている、自分も認められたい、自分も高みを目指したい。そのような気持ちがあるからこそ、悔しいという気持ちがわいてくるのです。嫉妬を感じる自分を責めたり恥じたりせずに、悔しさを感じる自分のプライドや向上心に応える行動を選び取りましょう。例えば、「嫉妬を感じたその勢いで直近の認定試験の受験を申し込む」「忙しくて手つかずになっていた勉強に、ふたたび着手するきっかけにする」「忙しい日々で薄れかけていた夢や目的を思い出せるような感動体験をしに行く」などなど、やることはいろいろあります。敗北感にひたる時間をできるだけ少なくして、自分の人生に自分でスポットライトを当てるような行動を選びとってくださいね。

※画像はイメージです

(心理カウンセラー:三吉野愛子)

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