機械が話しかけてキター! 外国人が日本に来て「初めに」驚くこと3選
自国を客観視するのは難しいものですよね。だからこそ、外国人が初めて来日したら、最初に何を思うのか気になりませんか?
今回は不思議な国として映る日本が、どう見えているのかご紹介します。
機械はなぜ私に話しかける!?
「成田に着くと、常に機械が話しかけてくるという印象が強いです。日本語がわからない外国人である僕は、もちろん何を言われているのか理解できません。
初めは大事な情報を聞き逃しているのではと焦りましたが、足元にご注意くださいと言っているのを知ってからは、そんなことまで注意してくれるの!? と驚きました」(アメリカ人・28歳)
確かに、日本ではご注意くださいという親切な音声が流れることが多いですよね。ドアが閉まります、ご注意ください、なんてアナウンスが入るのも日本ならではかもしれません。
政治番組とお笑いの区別がつかない
「旅先でテレビをつけると、現地の言葉がわからなくてもシリアスなものか、コメディかくらいは判断ができます。
でも日本では政治家が出演する番組とコント番組の区別がつきませんでした。政治家とコメディアンの区別がつかないことで、この国では笑いを取ることが重要なんだと理解しました」(ドイツ人・32歳)
笑いを含むことで、場が和む様子を見てこう感じたのでしょうか。バラエティ要素を含んだ政治番組が好まれる傾向はあるかもしれませんね。
常に仕事のことを考えていることに気づいていない
「ランチをとっているサラリーマンの会話は、ほとんどが会社に関わるものなので驚いた。特に女性は『15階の○○さんは……』といった噂話が多い。
さっさとお昼を食べて、急いで職場に戻る。日本人は自分たちの仕事中毒に気づいてもっと余暇を楽しむべきでは」(ポーランド人・31歳)
第二言語が聞き取れるようになると、周りの会話に耳を立てるようになりますよね。彼も日本語が聞き取れるようになって、周囲の会話を聞き始めたそうです。
わたしたちは気づいていませんが、職場のスイッチを切ってリラックスしても良い時間にも、仕事の話をしている日本人が多いのだとか。
休暇中にも仕事の連絡を取ったりする働き方は、時に不健全にとられ、時に尊敬の念を持って見られているようです。
いかがでしたか? わたしたちも初めて訪れる海外では、現地の文化や暮らし方に触れて、違いを味わいたいですね。
(パツワルド敬子)
※この記事は2015年12月29日に公開されたものです