お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【東京土産】140年愛され続ける一品。もちもち生地に餡がたっぷり包まれた、上質な「豆大福」

石部千晶/六識

上野で140年以上の歴史を持つ老舗和菓子店「上野駅前岡埜栄泉総本家」。素材にこだわり、伝統の味と製法を守りながらていねいに作られる和菓子たちは、今も変わらず多くの人を魅了し続けている。

中でも人気なのが、種類が豊富な「大福の詰合せ」(6個・1320円)。華の模様が描かれた、和の品がある箱もうれしい。

不動の1番人気「豆大福」は、北海道大納言を使用した甘さ控えめの粒餡に、塩味の効いた餅生地が絶妙の味わい。ゴロゴロ入った富良野産の赤えんどう豆が食感アクセントになっていて楽しい。そして、豆本来のほのかな風味はほっこりした気分にさせてくれる。シンプルだからこそ素材のおいしさがダイレクトに感じられる。「一粒栗大福」は、こし餡に栗を丸ごと一粒詰めた贅沢な一品。ホクホクな栗がたまらない。「極 抹茶大福」は、大丸東京店の限定商品。吟味された極上の抹茶をたっぷりと使用しており、その濃厚な風味が口中に広がる。粒餡との相性も抜群。

いずれも、もっちりとした薄めの生地に餡がたっぷりと包まれており、そのボリュームにも大満足。たっぷりの餡は上品な甘さなので、ペロリといただけてしまう。12月~4月には、季節限定の「いちご大福」も登場。こちらも人気の商品だ。

定番の大福は、誰に贈っても喜んでもらえること請け合い。和菓子好きな人にぜひおすすめしたい。多くの和菓子を食べてきた人も、きっとそのおいしさに感動するだろう。

上野駅前岡埜栄泉総本家
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店B1F
電話番号 03-3212 -8011(代)

(文:石部千晶、撮影:瀬尾直道)

※この記事は2015年12月28日に公開されたものです

石部千晶/六識

「こんな情報がほしかった!と思ってもらえるような情報をお届けしたい」という想いから、舞台照明の仕事を経てライターに転職。昔から書くことが好きで、小学生のころから日記を書きためている。現在は、主にグルメや旅をテーマにした取材・執筆を行う。プライベートでは動物との触れ合いが何より好きで、牧場に行ってはムツゴロウさんのようになっている。

この著者の記事一覧 

SHARE