出た、ゆとり世代代表……! 何でもかんでも聞いてくる職場の後輩が「ウザい」 適切な対処法とは?
近年、ゆとり世代と言われる若手社員たちが、活躍の場を広げてきています。「自分で考えることができない」「言われたことしかやらない」などと言われる、ゆとり世代の後輩を持つ先輩社員たちは、どのようにして対処をしてきたのでしょうか。女性のみなさんに、聞いてみました。
メモを取らせる
・「『メモをとったりも大事だよ』と相手のためにはっきりある程度は言ってあげる」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「『メモ取ったよね』と一度突き放す」(30歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「『ちゃんとメモをとって忘れないようにしておいてね』と言ってから説明をしだす」(33歳/その他/クリエイティブ職)
人に仕事を教えてもらうときは、メモを取るのが常識なことも知らない後輩社員もいます。説明のボリュームを把握できないまま聞いているので、何度も聞きなおすことになります。しっかりメモをとって、覚えてほしいものです。
自分で考えさせる
・「『自分で考えてわからなかったら聞いてね』と言う。『一度しか説明しないから、メモしてね』と言う」(24歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「『自分で調べたり考えてから聞きなさい』と直接言う」(30歳/情報・IT/営業職)
・「『自分で考えてから聞いてみて?』という」(30歳/医療・福祉/専門職)
すぐに質問をしてくる後輩社員は、分からなければ、もう一度聞けばいいぐらいにしか考えていないことが多いようですね。自分の身につけるためにも、自分で考えることは大切です。理解できるまで、考えさせましょう。
逆に質問する
・「逆に質問してみる」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「逆に質問攻めにしてやる」(29歳/金融・証券/営業職)
・「適当にはぐらかすか、その度に相手にも聞き返す」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
質問をしてくる後輩社員の中には、質問の意味すら理解できずに聞いてくることもあるようです。何が分からないのか、どこが理解できないのか、逆に質問してみることで、自分の疑問点が理解できる後輩もいることでしょう。
その他
・「調べたり、考えたりして、自分の考えをまとめてから聞くようにと伝える」(32歳/その他/事務系専門職)
・「マニュアルを見てもらう」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「『何か失敗してもフォローするから、自分でやってみて』と言う」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
とにかく自分で考えて、実行してみることが大切ですよね。質問をして教えてもらうことと、実践してみて理解するのでは、大きく異なるものです。失敗を嫌がるのも、今の世代の特徴です。
まとめ
ゆとり世代に限らず、仕事を楽に終わらせようと思う後輩社員は、すぐに質問をして、問題を解決しようとします。すぐに答えを与えるのではなく、考えさせることも先輩社員の仕事なのかもしれませんね。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数174件(22歳~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年12月09日に公開されたものです