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一番好きな人との結婚が幸せとは言い切れないワケ

さかもとみき(恋愛コラムニスト)

二番目に好きな人と結婚するメリット・デメリット

結婚は、一番好きな人にこだわる必要はありません。むしろ二番目に好きな人だからこそ持てる良い面もあります。

メリット

メリットは、「一緒に居て楽」という結婚生活でとっても重要な部分です。

(1)本当の自分をさらけ出せる

一番好きな人には、自分の良いところを見せたいですよね。だから、素の自分より少し背伸びした姿を見せてしまいがち。

それに比べて二番目に好きな人は比較的気を使いません。つまり、ありのままのあなたをさらけ出すことができるということです。

(2)期待値が低いぶん許せる&評価が上がる

一番好きな人は100点に近い男性。つまり、すでに完ぺきな状態でるために伸び代があまりないんです。

よって、結婚すると日常の部分(舞台裏)を見てがっかりすることも。「身なりに気を使うぶん、お金遣いが粗かった」など相手を知れば知るほどマイナス評価につながる可能性も高いのです。

その点、二番目以降に好きな人は、75点だったけど結婚して実は家事が得意、育児に協力的だった! など、もっと好きになれる伸び代があります

結婚する段階で100点の人を選ぶのが、必ずしも幸せな結婚につながるわけではないんです。

(3)冷静に対等に本音を言える

一番好きな人には、とにかく嫌われたくないと思ってしまいがちですよね。だから我慢する部分も多く、主導権も相手にあることが多いでしょう。そのまま結婚してしまうと、相手の機嫌を伺いながら我慢をする毎日が続くなんてことも……。

その点、二番目に好きな人には、対等に話ができる可能性が高いです。夫婦で対等に話し合いができると、不満や我慢も二人で解消していけることでしょう。

デメリット

二番目以降に好きな人と結婚するデメリットは何といっても気持ちの問題です。

(1)気持ちが浮つきやすい

結婚しても、一番好きな人への気持ちは簡単には変わらないでしょう。不意にSNSをチェックして連絡したり、気持ちが浮ついてしまったり、一番好きな人に逃避してしまうかもしれません

(2)好きだからと許せる範囲が減る

一番好きな人って、結構何でも許せてしまいますよね。一方、二番目以降に好きな人だと許せないことや我慢できないことも出てきます

ただ、二番目に好きな人が大きな心で自分を受け止めてくれる人であれば心配ご無用。わがままが過ぎなければ、幸せな結婚生活を送れることでしょう。

(3)結婚生活がうまくいかない理由にしてしまう

人は目の前のことがうまくいかなくなると、自分の選択が間違いだったんじゃないかと思いがちです。

特に、一番好きな人を諦めて結婚した場合、どうしても「妥協した」という意識が残ってしまいます

次ページ:結婚を決断する上で大切にしたい判断基準って?

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