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“福山ロス”の影響で、結婚したい人が増加? 「結婚・婚活メディアカンファレンス」が開催

左から、増田寛也氏、釈由美子さん、小池百合子氏、小室淑恵氏

結婚・婚活応援プロジェクトは11月30日、ベクトルスタジオにおいて「結婚・婚活メディアカンファレンス」を開催した。

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同カンファレンスには、同団体の代表理事で元総務大臣の増田寛也氏のほか、衆議院議員の小池百合子氏、小室淑恵氏(ワーク・ライフバランス 代表取締役社長)、女優の釈由美子さんも来賓として参加した。

増田氏によると、2015年に行った調査(恋愛・婚活・結婚調査2015/リクルートブライダル総研調べ)では、独身者の結婚意向が全体で59.8%から63.4%まで上昇しているという。これについて増田氏は、「福山ロス」に代表される芸能人の結婚ラッシュの影響もあるのではと見解を述べた。

しかし結婚意向が増えている一方、生涯未婚率も増加。結婚ができない一番の理由として同氏は「出会いがない」ことを挙げており、実際に20代から60代の結婚意向がある人を対象に行った調査でも「結婚できないと思った」理由について、55.6%が「出会いがない」と回答しているという。さらにかつて、出会いの機会として3割以上を占めていた「職縁」も減少しているそうだ。

そのような背景を受け、現在、40都道府県の地方自治体が結婚支援に取り組んでいる。しかし地方自治体だけでは限界があるため、政官民が協力し切れ目のない対策をするべきであると増田氏は訴えた。

そのうえで企業や団体が実施するべき施策例として、「婚活部や婚活サポート課」などの設立、「社内結婚推奨制度の設立」、「婚活の福利厚生化」の3つが挙げた増田氏。福利厚生化に関しては、当社団で婚活スタートチケットの導入を検討しているという。

パネルディスカッションには、釈由美子さんが登場。釈さんは、もともと結婚願望は強く、生涯独身という選択肢はなかったが「やみくもに出会い、結婚するのではなく、一生を添い遂げたいと心から思える人に出会ったタイミングが適齢期なのだと思っていました」と結婚適齢期について語った。

また、「私の性格を理解してくれている親しい知人に自分に合っている人を紹介してもらいました」と自信の出会いのエピソードも明かしたうえで、「積極的に婚活をしているというアピールをする事がとても大事であり、チャンスだと思う。自分からアクションを起こし、具体的に自分の望む相手のイメージを持っておくことが大事です」と語った。

(フォルサ)

※この記事は2015年12月04日に公開されたものです

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