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いるいる! 私のまわりの「バレバレの嘘」をつき続けている人

森川ほしの/OFFICE-SANGA

嘘をついてはいけません! そう教えられて育ったものの、悲しいかな、人間は嘘をついてしまう生きもの。中には「誰かのために」という優しい嘘もありますし、大人には嘘が必要な場面もあるでしょう。しかし、あきらかに嘘とわかるようでは、周囲の人に気を使わせてしまいます。今回はそんな「バレバレの嘘」をつき続けている人について、世の女性たちに聞きました。

「恋人がいる」なんて嘘!

・「今までつき合ったことがあると言っているが、絶対に『彼氏いない歴=年齢』の女友だち」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

・「知人が、自分の彼女だと言って、ネットから拾ってきた画像を見せていた」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「イケメンの彼氏がいると言っている友だちがいたが、ずっと写メなどを見たことがない。『見せて~』と言うと、『まだ無いから今度撮ってくるね!』と言いながら、かなり経っている……」(28歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

みなさん、こういった嘘にはどのように対応しているのでしょうか? 見栄を張りたい気持ちはわかりますが、それならもっとバレないように工夫してほしいですね。まさか「それ嘘でしょ」とは言えませんし、「へえ~、うらやましい!」と偽ノロケ話につき合ってあげるべき?

バレていますよ?

・「職場では恋人がいないと言っている友人が、SNSで旅行に行ったことなどアップしていて、みんなにバレている」(24歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「『前の彼氏と今の彼氏は、重複(二股)期間はない』と言っているけれど、そのころの言動から、重複していた時期があることをみんな知っている」(32歳/その他/事務系専門職)

・「社内恋愛で、バレていないと思っていた私たち二人」(33歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

どれだけよそよそしく振る舞っていても、やはり恋人同士の雰囲気は出てしまうもの。社内恋愛を隠し通すのは、至難の業ですね。また、「恋人がいない」ということにしたいのなら、SNSの投稿内容にも気をつけるべき。簡単に、嘘がバレてしまいます。

見ればわかります……

・「男性の会社でのポジション自慢。『給料がいくらで、こんな役職で』などと自慢気に話しているが、あまり仕事ができるように感じない」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「年齢のサバをよんでいるのがバレバレ」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「マツエクを、マスカラ塗っているだけと言い張る後輩」(31歳/金融・証券/営業職)

別に、嘘をついてまで見栄を張ったり、事実を隠したりしなくても良いのでは? と思いますよね。でもきっと、本人たちにとっては重要なことなのでしょう。マスカラでもまつ毛エクステでも、盛っていることに変わりはないと思うのですが……。

アンタッチャブル!

・「カツラをかぶっていることを隠している上司。見ればわかるくらいのクオリティ」(26歳/食品・飲料/技術職)

・「絶対に触れてはいけないが、ヅラの上司が律儀に数カ月に一回散髪をしてくる。多分バレてないと思っているのだと思う……」(30歳/食品・飲料/事務系専門職)

これは嘘というよりも、「カツラをかぶっていることを、公にしていない」だけ。必要のない散髪を律儀にしてくるという点は「嘘」と言えるかもしれませんが、そのあたりはそっとしておくのが大人のマナーというものです。

なんで、そんな嘘をつくの?

・「花粉症なのに、花粉症じゃないと言い切る友だち」(33歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「『風邪じゃない』と言ってマスクをしている人。咳しているし、あきらかに風邪をひいていた」(29歳建設・土木/事務系専門職)

一度発症してしまえば、一生つき合わなくてはならない花粉症。認めたくない気持ちは、少しわかります。筆者も、はじめて花粉症になってしまった年は、素直に認めることができず、友だちに心配されても「花粉症ではないはず!」なんて言っていました。

まとめ

恋人はいないのに「いる」と言ったり、年齢をサバよんだり、風邪じゃないと言い張ったり。どうやら巷には「バレバレの嘘」があふれているようです。みなさんも一度、胸に手を当ててじっくり考えてみてください。周囲の人についている「嘘」はありませんか? もしかしたら、もう周囲にバレバレかもしれません……。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数222件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年11月02日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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