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【二子玉川手土産】日本の四季や文化の良さを感じながらいただこう。10種類の味わい煎餅「つらね詩」

高橋瑞穂/六識

四季の移ろいや人の心を繊細かつ鮮やかに描いた俳人・画家の与謝蕪村。その感性に影響を受け作られた和菓子処、蕪村菴で評判の煎餅の詰め合わせが「つらね詩(うた)」(1080円)。箱の中には、ひと口サイズのかわいらしい煎餅が約70袋も入っている。味は、蜜がけ、あおさのり、黒豆、海苔、醤油、サラダ、海老、紫芋、黒こしょう、黒ごまの10種類。彩りも豊かで、どの味か想像しながら、みんなでいただくのが楽しい。

海老は香ばしく、醤油やごまは香り高く……。ひとつひとつの素材がはっきり感じられる味わいが、職人の技術の高さを物語っている。紫芋や蜜がけの和三盆など、日本ならではの食材を使っているほか、すべての煎餅には、良質な国内産水稲米、国内産モチ米を使い、噛むたびに素材の甘さを引き出せるおいしさを実現。

蕪村菴の本店があるのは京都・六角。蕪村の句のように味わい深いおいしさを「感動」という二文字にかえてお届けしたいという想いから、与謝蕪村が愛した寺院・六角堂の真向かいに本店を構えたそう。繊細な和菓子を通して、蕪村が生きた時代の文化や美しい俳諧の世界に心あそばせる優雅なひとときを味わってみては。日本の文化が好きな友人や俳句をたしなむ目上の方へ贈れば、感動的な贈り物になるはず。

蕪村菴
住所 東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋B1F
電話番号 03-3709-3111(大代表)

(文:高橋瑞穂、撮影:瀬尾直道)

※この記事は2015年09月11日に公開されたものです

高橋瑞穂/六識

編集プロダクション「六識」所属。編集・ライターとして、旅系、グルメ系を中心にWEB、書籍を中心に活動。ハワイ、台湾など、ガイドブックの編集が得意。女の子が楽しめるインド情報を発信する「インドルーム」というユニットでも活動中。

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