ぶっちゃけ女子の本音! 旦那に求めるのは収入? それとも育児協力?
近年は、積極的に育児に参加する「イクメン」が話題になっており、父親たるもの育児に参加するのは当たり前という見方も強まってきている風潮ですが、働きに行って収入を得てくるのも大黒柱として重要な役割であることも事実です。育児を手伝ってくれるイクメンであることを望むのか、高い年収を望むのか、社会人の女性に聞いてみました。
Q.イクメンだけど年収300~400万円の旦那と育児は手伝わないけど年収800万円の旦那、どっちと結婚したいですか?
「イクメンだけど年収300~400万円」46.7%
「イクメンじゃないけど年収800万円」53.3%
半数を超える女性が、イクメンでなくても年収が高い人と結婚したいと回答しました。それぞれの理由を見てみましょう。
【「イクメンだけど年収300~400万円」と回答した女性の意見】
共働き希望
・「私も仕事に出たいので、育児や家事を手伝ってくれる旦那さんがいいから」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「自分も働きたいので年収は関係ない。むしろ育児を分担してやってもらいたい」(32歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
結婚後も仕事を継続したいと考える女性にとっては、育児の負担を1人で背負うのは大変なことです。そのため2人で収入を確保しつつ育児も協力して行えば、お互い仕事と家庭のバランスがとれた生活ができそうですよね。
育児は夫婦で協力すべき
・「不足しているお金は共働きでなんとかなるけれど、父親の育児は代わってもらえないからです」(25歳/ソフトウェア/技術職)
・「育児は1人ではできないのでイクメンの方がいい」(26歳/医薬品・化粧品/技術職)
母親一人でも子どもの体を大きくすることはできるでしょう。ですが子どもにとって父親は一人です。たとえ仕事が忙しくても、少しでも子どものことを気にかけてくれるとうれしいですね。
【「イクメンじゃないけど年収800万円」と回答した女性の意見】
収入があれば子育てに専念できる
・「そんだけ稼げば、専業主婦になって自分が家事をするから、相手はしっかり稼げばいいと思う」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「専業主婦になりたいし、家事全般するの嫌ではないから家のことをしない人でも許せる」(28歳/機械・精密機器/その他)
結婚後、仕事を辞めて専業主婦になることを希望する人は、年収が高い男性の方が魅力なようです。昔の家庭スタイルである「男は外で働き、女は家庭を守る」派の人は、男性に育児の協力を求めるよりも、しっかり働いて欲しいという意見が多くみられました。
イクメンであることの必要性とは
・「そもそも育児を手伝うというのが変だと思うけど。それに自分の親世代はその風潮がなかった世代なので、振り返ってみても正直働いていてくれれば、という感じがする」(28歳/生保・損保/その他)
・「イクメンじゃない人がほとんどだし、イクメンだと自分で思ってる人でも実際はやりたい仕事をやりたいときだけやってるだけなので」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
女性の社会進出が目立つ昨今ですが、男女を平等に扱うことと、役割を同じにすることは別問題です。男性には男性の、女性には女性の役割があり、お互いに補いながら生活していくことが本来の男女平等なのかもしれませんね。
育児ノイローゼという言葉もあるほど、育児は精神的にも肉体的にも大変な労働です。ですが、子どもという幸せを手にしたからには乗り越えなければならない試練でもありますよね。夫婦になったらそれぞれ自分たちの性格やライフスタイルに合う育児の仕方を話し合い、どちらかが追い込まれることのないよう支え合って子どもを育てていくのが理想ですよね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答件数214件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年08月26日に公開されたものです