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国籍? 年の差? 結婚の障害になるのはどっち?

ファナティック

結婚の障害になるのはどっち?国際結婚と年の差結婚は、近年増加の一途をたどっており、人々が国境や年齢を超えて結婚を考えることもごく自然になってきました。ですがやはり立ちはだかる障害は、同じ国籍や年齢が近いカップルよりも多く、結婚にこぎつけるまでのプロセスは決して容易とは言えません。国際結婚や年の差結婚について思うことを、社会人の女性に聞いてみました。

Q.年の差カップルと国際カップルの夫婦はどっちが大変そうだと思いますか?

「年の差カップル」22.9%
「国際カップル」77.1%

8割近い女性が、国際カップルの方が大変だと考えているようです。それぞれの理由を見てみましょう。

【「年の差カップル」と回答した女性の意見】

年齢差は残されている時間の差

・「年上の方の介護や健康、死を早くに考えないといけなくなるから」(29歳/情報・IT/事務系専門職)

・「老後の問題など、一生悩みが付きまとう」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

日本人の平均寿命は年々延びており、パートナーへの介護に関する問題が増えています。年の差婚は年齢が近いカップルに比べて、老後や介護の問題が早くやってきますので、そのことを懸念する意見が多数挙がりました。

避けられない食い違い

・「年の差だけは、話し合いなどでは超えられないので」(32歳/学校・教育関連/技術職)

・「ジェネレーションギャップはなかなか大変だから」(33歳/医療・福祉/専門職)

同年代でも人によって考え方がちがうのに、年齢差があればあるほど意見の食い違いは大なり小なりあるでしょう。お互いに理解し合う気持ちがあればいいのですが、自分の考えを押し通そうとすると、そのことが原因で夫婦関係にも影響してしまうので、たかが年の差、されど年の差といったところでしょうか。

【「国際カップル」と回答した女性の意見】

文化の違い

・「互いの国のしきたりなどがちがいそうだから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「文化の違いは大変だと思う。けっこう、離婚率が高いと聞くから」(24歳/食品・飲料/専門職)

食べものや言葉の違いは努力次第で乗り越えられても、文化の違いは歴史が長いだけに乗り越えるのは容易ではないでしょう。日本人特有のクリスマスにケーキを食べて、お正月に神社にお参りに行く感覚はパートナーに理解してもらうのは大変かも。

周囲の理解と協力が必要

・「文化や習慣の違いを理解し、世間の人の支えがないと乗り越えられないとても難しい壁だと思うから」(32歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「国境を超えるのは、家族の問題だけではなく国同士の問題もあって厄介そうだから」(28歳/機械・精密機器/その他)

悲しいことではありますが、多くの日本人が嫌う国も存在します。個人レベルでは何の問題もないのに、国同士のいがみ合いのために周囲の理解を得られない可能性もあるでしょう。国際結婚には、日本人同士の結婚以上の強い絆が求められますよね。

障害があるからこそ燃える恋もありますが、いざ結婚となればその障害を一つ一つクリアしていく必要があります。とはいえ年の離れた人や外国の人を好きになってしまった人は、どんな状況になっても相手を支えるという強い意志をもって2人で乗り越えてくださいね!

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答件数214件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年08月26日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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