婚活への意欲をなくす前に見ておくべき! 負のスパイラルにはまらないためのメンタル法
周りは次々に結婚し、最近はおひとり様も板についてきたあなた。SNSでは友人の仲良し夫婦や赤ちゃんの写真を見せつけられ、さすがにヤバイと直感します。結婚への焦りが募り、行動開始! ところが婚活って、意外と難しいもののようです。ますます焦ってNG行動! そんな負のスパイラルにハマったあなたに、起こりそうなことはなんでしょう? どう対応したらいいのでしょうか?
焦ってよかったことはほとんどない
これまでの経験を思い出してください。待ち合わせの時間に遅刻しそうになり、焦って忘れ物をしてしまったとか、失言してしまい焦って取り繕おうとしたら、ますます相手を傷つけてしまったなど。焦って取った行動の大半が、傷を広げる結果になります。これは、正しい判断ができなくなっているから。焦りというのは冷静さを欠いた状態のことですから、視野が狭くなり選択肢も全然出てこない。でも、何かに煽られている気がして立ち止まれません。そこで出した結論には後悔の二文字。そうなると恋人探しや婚活を焦って行えば、後悔することは目に見えていますよね。一番に対処したいのは、「焦り」をなくすこと。落ち着いて考えることができれば、NG行動なんて起こすことはないのです。さらに焦っている人というのは、自分だけがバタバタしているので目立ちます。合コンや婚活で対面した相手は、あなたの様子を滑稽に思っているかも……。
焦って思わず下世話な質問
結婚を焦るあまり、合コンや婚活で「収入は?」「借金は?」「家賃は?」など、矢継ぎ早に下世話な質問をしていませんか? もしあなたがお金持ちの相手を狙っているのなら、なおさら×! お金持ちの人は、お金目当てで近づいてくる人を、敏感にキャッチします。そして当然、近寄らせることはありません。「何度かデートをしながら、お財布事情を探る時間なんてないの!」というのは、あなたの勝手な言い分。鼻息荒くして「カネ、カネ」と言っているように見えますよ。それなら最初から、条件を提示した相手を紹介してもらえるマッチングサービスを利用しましょう。面接官ばりの上から質問
金銭的な質問も失礼ですが、仕事や家族の事情など根掘り葉掘り聞くのもNG! しかも自分のことは棚に上げて、「この年まで独身なのだから、何かあるに違いない」と、細かくチェックしていませんか?あなたも相手にそうやって、あら捜しされていることを忘れてはいけません。婚活ズレ、婚活慣れ
焦っていれば合コンやお見合いパーティーなど、頻繁に参加するようになるはず。すると慣れてきて、立ち回りがうまくなるようです。周りは考えながらプロフィールを書いているのに、あなたは書き慣れているのでササッと終わらせる。幹事さんの段取りも把握、席替えにも躊躇がありません。どこからどう見ても、「常連なんだな」と思われるので、印象はマイナス。現実に直面してヘコみそう……
あなたのメンタル面にも悪影響が……。婚活パーティーなどにたくさん参加していると、「もっと理想的な人に会えるかも」「次があるさ」と思って、なかなか相手を決められません。相手の本質などをしっかり見ようとせず、軽視してしまう。結局、衣装代、参加費、時間ばかりが消えていき、いつまでもゴールできないのです。またあなたが選ぶだけでなく、あなたも選ばれる側だということ。せっかくお目当ての相手を見つけたのに、断られてばかりいたら、ヘコんでしまいそう……。「誰にも選んでもらえない」という現実を突き付けられて、婚活への意欲も失うかもしれません。いかがでしたか?
焦りが募ると、相手や状況を考えるより、自分に起こる悪い結果ばかり想像しがち。「もしもこのままひとりだったら」「ライバルに先を越されたら」「親にグチグチ言われたくない」……。するとそれらを穴埋めするために、ガツガツとした婚活になります。でも、目的は親を安心させるためでもなければ、ライバルを打ち負かすことでもありません。あなたが幸せになること。そのために結婚はマストなのではなく、結婚という選択肢もある、というだけの話なのです。選択肢が減ったのも、間違った方向にゴールを設定してしまうのも、すべて焦った結果。リラックスして、自分の幸せをゆっくり考えてみてくださいね。(鈴木ナナ/studio woofoo)
※この記事は2015年08月15日に公開されたものです