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「美容室」はオンナにとっての試練の場【イラストコラム】

憩いの場であるはずの美容室ですが、女性にとっては試練の場でもあるのです。

■雑誌でわかる年齢判定

年齢が上がると共に渡される雑誌の種類も変わっていきます。

己の実年齢よりも上の層が読むであろう雑誌を手渡された時は結構ショック。

ファッション誌ならまだしも、ゴシップ満載な週刊誌を渡されたときは「まじか……!」と固まりました。

■際立つブスぶり

ケープをかけられ、頭にタオルを巻かれた姿は、さながらでっかいてるてる坊主。

他の要素が隠されて、ごまかしがきかなくなり、際立つブサイク……。お願いだからはやくこのタオルを解いてください!

■シャンプー台のあわなさ

たまにありますよね、「(えっ、その角度で洗うの!?)」というとき。私事ですが、問題のないシャンプー台のときでも、常に頭をすこし浮かせてしまいます。

力を抜いてすべてを預けてしまえば楽なのに、頭、重いんじゃなかろうか? と、いらんことを気にして、いつもプルプルしています。

あと、席を倒されてから顔に白い紙を乗せてくれるまでの数秒間、なんかものすごく恥ずかしくないですか?

■美容師さんとの弾まない会話

美容師さんはキラキラしたオシャレな方が多いので、フってくる話題のキラキラ感も濃ゆめ。

おしゃべりの質が合う人だといいけれど、噛み合わない会話をむりやり弾ませようとされると大変つらいものがあります。

そんなときは、「わたしは雑誌を読みふけるから、あなたは仕事に集中して……」と心から思います。

■再現できない仕上がり
美容師さんが最後にブロウしてくれた瞬間はバッチリでも、自分で同じように再現するのは至難の技だったりします。

「めんどうくさがりなので、ばーっと乾かしたらそのまま家を出れるような髪型にしてください」と言い続けて十数年……。そんなミラクル便利な髪型は存在しないみたいです。

ああ、純粋に癒されたい……。

文・イラスト MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)/OFFICE-SANGA

※この記事は2015年07月26日に公開されたものです

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