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後悔しないために事前にチェック! 結婚前に確認しておくべき3つのこと

森川ほしの/OFFICE-SANGA

2結婚前に確認結婚は人生の大きなターニングポイント。大切な恋人がいても、「この人と結婚して、幸せになれるかな……」と、ふと迷ってしまうこともあるでしょう。実際に世の中には、うまくいかずに別れてしまう夫婦も。そうならないためには、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか?
そこで、「これだけは結婚前に確認しておくべき!」と実感したことについて、既婚女性に聞きました。

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状況が変わっても、その男性を愛せるか(チヒロさん/32歳/アパレル関連)

「私と夫は同じ年齢で、28歳のときに結婚しました。当時の夫の収入は、同年代の男性と比較してもかなりいい方。夫が希望したこともあって、私は結婚と同時に専業主婦になりました」

その後、娘さんが生まれ、チヒロさんは家事と育児に専念。とても充実した結婚生活を送っていたそうです。

「しかし、夫が転職を考えはじめてから、状況が大きく変わりました。転職先の目途がついて仕事を辞めたのですが、その転職先がダメになって。しばらくは貯金で生活をしていましたが、結局私が社会復帰することになりました」

幸い、結婚前の職場の上司が仕事を紹介してくれたため、いい条件で再就職できたとのこと。それはよかったのですが……。

「まだ小さい娘を保育所に預け、仕事へ出かける毎日。夫は転職活動中で、しかも家事なんてこれまでやったことがない人なので……。家のことも、それまで通り私がやっています。疲れがたまって、最近は正直『夫のことを愛しているかどうかわからない』という気持ちになることがあります。

人生は何が起こるかわかりません。状況が変わっても、ちゃんと対応できるか。また、その相手のために踏ん張れるかどうか。これは、結婚前にシミュレーションしておいた方がいいと思います」

大企業だから、安定した職業だから安心とは限りませんよね。何があっても、この人と一緒なら頑張れるかどうか。結婚を決める前に一度、よく考えておくべきかもしれません。

友だちに堂々と紹介できるか(ミチヨさん/29歳/商社)

「昨年、3つ年上の男性と結婚しました。人からは『新婚生活は楽しくて仕方ないでしょう?』なんて言われるのですが……。なんとなく、ギクシャクした感じがずっと続いています」

新婚なのにギクシャク。その理由は、結婚式で見せた夫の態度だそう。

「結婚式には、高校時代からの仲間がたくさん来てくれました。そこではじめて友だちに夫を紹介したのですが、夫はなんだかずっと不機嫌そうな顔。自分の友だちとはニコニコ話しているのに、私の友だちには軽く会釈をするだけで、一言も話さず。笑顔一つ見せませんでした」

結婚式後にその理由を聞いてみたところ、夫は「オレ、人見知りだから」と一言……。

「人見知りなのは知っていましたが、それでも相手は私の大切な友だち。そこまで態度が悪いのは、非常識だと思いませんか? それから、一緒にいても、ことあるごとにこのときの夫の態度を思い出し、イライラしてしまいます。友だちはときどきお互いの家族をまじえて遊んでいて、私も誘われるのですが……。とても参加できません」

夫が自分の友だちにどんな風に接するのか。これも、結婚前にチェックしておいた方がよさそうです。

「夜の営み」に対する考え方のちがい(ララさん/30歳/IT関連)

「夫婦が仲良く暮らしていくためには、やはり『夜の営み』に対する考え方が一致していた方がいいと思います。私は『そろそろ子どもを……』という話が出てから、夫との考え方のちがいに気づきました」

結婚前、新婚当初は、特に何も感じていなかったというララさん。しかし、子どもをつくろうと話しはじめた途端、「アレ?」と感じてしまったそう。

「それまでは、お互いなんとなく、そんな気分になったときにするという感じで……。別に不満はありませんでした。しかし、いざ子どもを……となったら、夫は『子づくりのため』という感覚が強くなったようです。妊娠の可能性が高いタイミングを、私にたずねるようになりました。そして、それ以外のときは私に触れようともしません」

たしかに、子どもを望むのであれば、確率の高いタイミングで……と思うのは当然のことでしょう。ただ、ララさんは少し寂しいと感じている様子。

「私も、子どもを授かりたいとは思っています。でも、私は『エッチは夫婦の大切なスキンシップ』と考えているので、あからさまに『子づくりのため』という態度を取られると複雑です」

なかなか「夜の営み」についてまじめに話し合うのは難しいですが、結婚前に腹を割って話し合っておくべきかもしれません。

経済面、友だち付き合いについて、夜のこと。さまざまな場面で、「先に確認しておくべきだった」と感じることがあるようです。結婚前は幸せいっぱいで盲目になりがちですが、そんなときこそ冷静に。先を見据えて、必要なことはしっかり結婚前に話し合っておきましょう。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年03月28日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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