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それは金持ち自慢!? 海外旅行に行った話をする人のこと、どう思う?

宇田川ノリコ

◆海外旅行に行った話をすることは自慢だと思いますか?

海外旅行の話を自慢だと思う人は20%に満たないという結果でした。多くの人は「今どき旅行に行くのはめずらしくない」「自分が行ったことのない国の話を聞くのは楽しい」と感じているよう。一方で、「自分は行けないのでうらやましい」「お金と時間があることの自慢のように思える」という意見もありました。「話し方によって自慢にも、楽しい話にも聞こえる」という中立的な声も。

[回答者数:204(1年目=3.9%、2年目=4.9%、3年目=10.8%、4年目=4.4%、5年目=14.7%、6年目=12.2%、7年目=9.3%、8年目=14.2%、9年目=9.8%、10年目以上=15.7%、その他=0.0%)/『マイナビウーマン』調べ。2015年2月にWebアンケート、22~34歳の働く女性]

Q.そう答えた理由や具体的なエピソードがあればお答えください。

■むしろ話を聞くのが楽しい

・「いろんな世界の話が聞けて楽しい」(不動産/事務系専門職/9年目)
・「ハプニングとかを話すことが多いから楽しい」(アパレル・繊維/事務系専門職/10年目)

■自分は行けないので

・「自分はなかなか行けないから自慢と受け取る」(その他/事務系専門職/8年目)
・「なかなか休みがないので、とてもうらやましい」(医療・福祉/専門職/11年目)
・「子どもがいると金銭面や時間的にハードルがあるので、自慢だと思う」(金融・証券/専門職/8年目)

■参考にしたい!

・「自分自身も人に話をするから。人の海外旅行の話を聞くのも楽しい。参考になる」(金属・鉄鋼・化学/事務系専門職/11年目)
・「旅行の話は逆にたくさん話してもらいたい! 将来自分も行くきっかけになるかもしれないから」(印刷・紙パルプ/事務系専門職/8年目)

■国内外問わずただの思い出話

・「別に旅の思い出を話しているだけだから、国内だろうが海外だろうがただの旅行の話でしかない」(金融・証券/専門職/12年目)
・「国内だろうと変わりない」(情報・IT/事務系専門職/3年目)

■聞き手の受け取り方次第

・「それを自慢だと思うなら、ただのひがみだと思う」(ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系/6年目)
・「そう思う人はひねくれていると思う」(食品・飲料/事務系専門職/11年目)

■お金と時間、どちらもあるのがうらやましい

・「お金も時間もあることを自慢しているような気がするから」(アパレル・繊維/事務系専門職/4年目)
・「旅行に行けるイコール有休が取れるのとお金に余裕があるということの自慢だと思う」(運輸・倉庫/営業職/5年目)

筆者もどちらかというと、人が海外旅行に行ったという話は聞きたいと思うし、その話をきっかけに自分も行ってみたいと妄想を膨らませるほうです。最近ではFacebookで旅行の写真をアップする友だちも多いので、リアルタイムで「いいね~、どう?」という近況を聞くことができるので、臨場感のある旅の話が聞けて楽しいです。また昔とちがって最近はLCC(ローコストキャリア)もあり、気軽に海外に遊びに行けるようになったように思います。

いろいろな風景や人との出会う旅行はとても楽しいし、もっと行きたい! と思いますが、アンケートの回答にもあるように、お金も時間もかかるもの……。お金は節約生活をがんばって貯めるとして、旅行に行けるほど長い休みがなかなかとれないのが悩みです。友人が海外旅行に行ったという話は自慢だとは思いませんが、「休みがとれてうらやましい~」と思うことはよくあります(笑)。
(text:宇田川ノリコ)

※この記事は2015年03月20日に公開されたものです

宇田川ノリコ

地方出身で、東京暮らしも10年を超える。興味があることには猪突猛進型。2014年ブラジルワールドカップを見てサッカーにはまる。スペイン・リーガのファンになりスペイン語の勉強を開始。いつか選手のインタビュー記事を書くことを夢見ている。好きなテレビはお笑い番組。趣味は旅行で、最近は長期休暇がとれないため、もっぱらアジアへの旅。食べることが好きで「おいしいものを食べたい、でもダイエットしなきゃ」は永遠のテーマ。

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