お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

貯金はいくら必要? 結婚資金の相場と貯め方【FPが解説】 

石川福美(トータルファイナンシャルアドバイザー)

結婚資金の貯め方

お金を貯めるコツは「目的・目標を決める」「強制貯蓄スキームを取り入れる」「支出を予算化する」の3つです。

(1)目的・目標を決める

目標値が定まらないと計画が立てられません。パートナーと一緒に、いつどんな結婚式にしたいか、そのためには逆算して毎月いくらずつ貯める必要があるかを計算しましょう。

具体的な金額を共有することで一気に現実的になり、お互いのお金に対しての価値観をすり合わせることができます。

(2)強制貯蓄スキームを取り入れる

夢占い 山

目標金額から算出した毎月の貯蓄分は、生活費を貯めておく口座と一緒にしないことがポイント。人間の意思は意外と弱いものでついつい誘惑に負けてしまいがちです。

そこで活用したいのが「強制貯蓄スキームを取り入れる」こと。

たとえば、代表的なものだと財形貯蓄という給与天引きスタイルの貯蓄方法があります。毎月給料日に自動的に貯蓄専用口座へ一定額が振り込まれるよう設定しておくのです。

貯蓄専用口座は、目標額が貯まるまで引き出さずに過ごしましょう。最初からなかったものと考えると気持ちが楽になります。

(3)支出を予算化する

夢占い 山

支出項目ごとにそれぞれ予算を設定します。お金を貯めるとき、好きなことにお金を使ってはいけないというわけではありません。しっかりと優先順位をつけることが大切です。

例えば10万の予算に対し、趣味も交際費も食費も全て5万円ずつだと実現不可能ですが、趣味のためならばほかは我慢できるというのなら、趣味6万・交際費2万・食費2万と設定します。

今月はどうしてもイベントごとが多く、交際費が予算オーバーしてしまいそうな月は、趣味を5万に抑えて残りの1万円を交際費に充てる、というかたちで調整すればいいでしょう。

次ページ:援助もあるかも? 結婚費用を安くする方法

SHARE