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女性がつい感情的になっちゃうとき。男性にされたらウレシイ行動

一般的に、女性は男性に比べて感情的だと言われます。「女性が感情的になる瞬間が苦手」「どう対処していいかわからない」なんて男性は少なくないようですが、どうしても女性は自分でも感情をコントロールしきれない瞬間があるもの。そんなとき、身近な男性にどんな対応をしてもらえたら落ち着きやすく、うれしいと感じるのでしょう? お互い傷つかないための解決法を、実例から検証してみました!

不安や不満を貯め込んで、感情的になってしまうことも

ある同棲カップルは、生理前の時期に大げんかになり、家出騒動にまで発展してしまったそう。会話中、彼女が急に泣き出してしまったため、疲れていた彼は、「まったく女は面倒だな」とぼそっと呟き、そのひと言で彼女は感情が爆発。「もういい!」と家を飛び出してしまったそうです。

実は当時、彼女は彼のあいまいな言動の数々から、結婚への不安と不満が募っていたのだとか。激しく感情的になってしまう場合、ホルモンバランスの変化が理由であることも多いですが、実は男女問わず、精神的な我慢の限界を超えたがゆえの行動であることも。感情を発散する行為は、通常の心のバランスを取り戻そうとする、心が追い詰められた際の心理的な現実逃避の手段であるとも言われています。

上述の彼女も、不満や不安を言えずに貯め込んでいた状態だったため、生理前のイライラと彼の暴言をキッカケに、感情が吹き出してしまった様子。その後、しっかり本音を話し合うことで、仲違いは解決したそうです。彼女のように、日常で小さな我慢を溜め込みがちという人は、別の発散方法を探すか、なるべく小出しにして相手に伝える心がけを。感情をぶつけられる側も、できるだけ応戦はせず、「もしかしたら、何か我慢していることがあるのかな?」などと考えてあげられるといいですね。理由を推測しかねる場合は正直に本人に尋ね、根本にある問題の解決を探るのがベストでしょう。

平静を保ち、「共感」してもらいたい!

一方、Aさん夫婦は、妊娠中の奥さんが激しく感情的になってしまうことに、たびたび悩まされていました。奥さんも自分ではどうしようもなく、泣いたり八つ当たりしたりしては、ひどく落ち込む……ということが続いていたそうです。そこで旦那さんは友人にアドバイスを求め、奥さんがどんな状態でも平静を保ち、「共感」と「いたわり」の言葉をかけてあげるよう努めたとか。「今日の調子はどう?」「お腹が重くて辛いか?」「大変だな、でも家事ありがとう」などのシンプルな声がけを増やしたところ、奥さんは少しずつ落ち着く時間が増えてきたのだそう。

もちろん個人差はありますが、一般的に、女性は男性よりも「共感能力(=相手の立場に立ち、感情を想像する能力)」が高いと言われています。辛いことや嫌なことがあったときも、「そうよね、分かるわ」と誰かにただ共感してもらえるだけで、心を軽くすることができやすいのですね。「俺も妊婦さんの辛さ、わかるよ」とまで言ってしまうと説得力に欠けますが(笑)、妊娠中はホルモンバランスの変化だけでなく、育児への不安などにも苛まれやすいもの。変化の最中にある奥さんを気遣い、「調子どう?」「大丈夫?」「子育て、楽しみだね」などと優しく声がけしてあげるだけで、女性はだいぶ安心を得られることでしょう。

 「どうしたの?」「何かあった?」と聞ける余裕を持とう

まとめると、女性特有の時期的なことが原因の場合は、普段より「共感」と「いたわり」の態度を示してあげられるとGOOD。そしてお互いに普段から小さな我慢を貯め込みすぎない、できるだけ何でも言い合える関係性づくりをしておくことも重要と言えそうです。

両者が感情的になり、深く傷つけあってしまうと、取り返しがつかなくなるケースもあります。片方が感情的になっても、片方が平静を保ち、落ち着いて「何かあったの?」「どうしたの?」と聞けるくらいの余裕があると、きっと大きなトラブルにはなりにくいはず。対処に悩むときは、ぜひご参考くださいね。

(文/外山ゆひら)

※この記事は2015年02月09日に公開されたものです

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