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ケンカ、計画倒れ……それでも幸せな思い出!?  「新婚旅行」の失敗談3選

晴れて結ばれた相手と、人生で一番ロマンチックで幸せな旅……のはずだったのに!? 新婚旅行での失敗談は意外と多く聞かれます。マイナビウエディング編集部では、3つの実際談をご紹介。そこから、新婚旅行で気をつけるとよい“教訓”が見えてくるかも!?

疲れで夫がダウン! 式の直後は疲労困憊?

まずは、旅行先で夫がダウンし、すべての旅程がキャンセルになった! というエピソード。旅好きなAさんとその旦那様は、職場仲間と大にぎわいの結婚式を終えてのち、そのまますぐハワイへ。しかし、初海外旅行だった旦那様は着いたその日に具合が悪くなり、みるみる高熱に。救急騒ぎにまでなったそうです。Aさんは保険手続きや看病に数日間を費やし、ようやく3日目に退院になり、ホッと一息。しかし熱はまだあったためホテルで寝込み、Aさんはベランダでひたすら読書。持参していた3冊を隅から隅まで読んでも、時間が余るほど暇を持て余したそうです。そして帰国の日にようやく、旦那様の熱は下がったとか。

Aさんによれば、「散々で、逆に記憶に残る旅になった(笑)」とのことでしたが、旦那様も式準備で直前まで寝不足だったり、長期休暇を取るために仕事も前倒しでこなしたりしていたそうで、それらの疲れが一気に旅先で出てしまったのでしょう。結婚式は大切な行事であるために準備も多く、緊張感もいっぱい。終わってドッと疲れる人が多いのも事実です。可能ならば、結婚式と新婚旅行の日程は少し開けて“万全な体調”で臨められると、こんな事態は避けられるかも!?

「好きなように」とプランを一任したせいで、予定変更!

続いて、車で北海道一周という新婚旅行をしたTさん夫妻。大らかな性格の旦那さんは、巡る場所もホテルも飛行機もすべて、「好きなところでいいよ」と奥様にプランを一任。たくさんの思い出を作りたいと、奥様は張り切ってプランを立てたそうです。

しかし、運転のできない奥様には1日の限界距離までは予想できず、Tさんは旅の途中でヘトヘトになり「旅程を変えたい」と申し出。一番奥さんが行きたかった流氷ツアーを飛ばすことになり、一晩、奥様はすねてしまったそうです。「また別の機会に来よう」ということで翌朝には円満解決したそうですが、元の計画では1日に400キロ移動、なんて日が続いていたとか。「せめて一度、目を通しておけばよかった」とTさんもかなり反省していました。旅行プランを完全に片方にまかせきりにしてしまうと、後で自分が困ることも。どんなにこだわりがなくても、面倒でも、プランは必ずふたりで確認して、合意をしておきましょう!

携帯電話はトラブルを招きやすい!?

最後は、新婚旅行中に元カノからメールが届いてケンカになった、という失敗談。Hさん夫婦はイタリアに向かいましたが、多忙なHさんは旅行中も、携帯電話で仕事のメール対応をしていました。しかしその中に元カノからのメールがまぎれており、Hさんがバスルームに持ち込んで読んでいたのに気づいた奥様は大激怒。「ありえない、別れる!」なんて騒ぎにまでなったそうです。

決して頻繁にやりとりをしていたわけではなく、それが別れて以来2度目のメールだったそうで、「たわいもない内容だから」と携帯電話を見せて説明し、奥様も機嫌を直して一件落着。Hさんは「数年ぶりのメールが新婚旅行中に届くなんて……」と嘆いていましたが、男女関係ではそうした不思議な“カン”が働くこともあるのかも? 一生に一度の新婚旅行、できるならば携帯電話やメールから開放されてふたりきりを満喫したほうが、いい思い出は作りやすいかもしれませんね。

計画倒れになったり、ケンカしたりと、予定どおりのロマンチックな旅にはならなくても、それもまたふたりの大切な思い出。いつの日か「あのときはこうだったね」とふたりで笑って思い出せるならば、旅の失敗もまた一興なのかも。これからという方は、ぜひご参考くださいね。

(文/外山ゆひら)

※この記事は2015年02月04日に公開されたものです

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