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え、それも俺がやるの!? 男性が思う家事分担のセーフラインはどこまで?

ファナティック

結婚後も共働きの家庭が主流となっている現在では家事も夫婦で分担するというのが当たり前となっていますが、その分担の割合は家庭によってさまざま。今回は、男性が思う家事分担の割合についてアンケートを採ってみました。

Q.男女による家事分担はどこまでOKですか?
第1位「完全分担制・50/50」45.9%
第2位「女性主導で男性は手伝う程度」39.8%
第3位「男性がまったくしなくてよい」11.2%
第4位「男性主導で女性は手伝う程度」2.0%
第5位「女性がまったくしなくてよい」1.0%

調査の結果を見ると、家事を「手伝う程度」と「まったくしなくてよい」と思う男性の合計は半分を超えましたね。しかし、完全分担制でもOKという男性もそれに迫る勢い。では、そう思う理由と男性が一番やりたくない家事について聞いてみましょう。

■「完全分担制・50/50」

・「うまいほうが主導を握れば良いと思うのですが、それほど変わらないようなら思い切って真っ二つというのも良いかも:掃除。ヘタ過ぎるから」(34歳/金属・鉄鋼・化学/その他)

・「結婚生活は共同生活だと思うので負担も同じくらい:料理」(26歳/生保・損保/事務系専門職)

・「男性・女性と関係なく、夫婦・カップルで力を合わせてやるべきだ:トイレ掃除。汚いから」(23歳/機械・精密機器/その他)

家事の分担についてもきっちり男女平等で良いと考えている男性は少なくないようです。でも完全分担制にするには、どちらにもある程度の家事能力が要求されるということで実際に料理が苦手、トイレ掃除は汚いからイヤと答えている男性だと難しいこともありそうですね。

■「女性主導で男性は手伝う程度」

・「茶わん洗いや掃除位は男もやるべきで、完全分担制になると北欧のカップルのように何か冷たい感じがするから:調理」(31歳/食品・飲料/技術職)

・「女性の方が得意なものが多いし、社会的にも男性は外で働くことが期待される中では、それ以外の部分は女性が主導となってやってもらいたいものです:食器あらい」(30歳/学校・教育関連/営業職)

・「女性の方が家事が得意な場合が多いので、男性はサポートに徹する方がうまくいくと思うから:料理」(30歳/情報・IT/技術職)

女性の方が家事が上手なはずという前提でいる男性には、「自分がやる必要はないだろう」という思い込みもあるようです。ここでも料理は一番やりたくない家事として上がっていますね。

■「男性がまったくしなくてよい」

・「理想は男性が働いて女性が家事をするのがベストだと思います:料理」(32歳/機械・精密機器/技術職)

・「男性のやり方に怒るから(笑):洗濯」(36歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「自分がめんどくさいから:家事全部」(28歳/その他/その他)

外で働いているのだから家に帰ってまで家事を手伝う必要はないと思っている男性も少なくはないですね。めんどくさいから家事は一切やりたくないという男性と結婚すると結構大変かもしれません。

やはり「女性の方が家事に向いている」という考え方が根底にあるのか、「自分がやっても下手だからできればやってもらいたい」という感じの回答が多いですね。特に料理については、多くの男性が女性にやってもらいたいと思っているよう。完全分担制にするとしても何をやってもらえるかと考えると意外とやってもらえることは少ないかもしれませんね。

(ファナティック)

※マイナビウーマン調べ(2015年1月19日~27日にWebアンケート。有効回答数98件。22歳~39歳の社会人男性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年02月02日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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