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あらら……それやっちゃう? 残念なSNSドハマり男たちの実態

森川ほしの/OFFICE-SANGA

いつでもどこかの誰かとつながっていられる。そんなSNSは便利で楽しいものですが、ハマりすぎには要注意! 今回は働く女性たちの身近にいる、残念なSNSドハマり男たちの実態をご紹介したいと思います。

女子がSNSには決してアップしない! スマホ内に隠れた謎の写真

■リア充アピール?(ランさん/27歳/アパレル)

「以前同じ職場で働いていた男性が、ある日突然食事に誘ってきました。下心がある感じでもなかったので、とりあえず行ってみることに。とても素敵なお店で、彼のオゴリでしたし、まあまあ楽しく食事を終えて帰りました。ただ、問題はそのあとです」

同僚との楽しい食事。それが、思わぬ事態を招きます。

「翌日出社すると、同僚の女性から『○○(同僚男性)くんとつき合っているの?』と聞かれたんです。私が『昨日食事には行きましたけど、別につき合ってはいませんよ』と答えると、『その昨夜の食事のこと、SNSにアップされてたよ!』と言われて……」

同僚女性にその記事を見せてもらうと、たしかに昨日行ったお店の写真がアップされていたそう。しかも、時間を見るとランさんと食事をしている最中でした。

「さらに、『○○ちゃんと食事中!』と私の名前が入ったコメントつき! 最悪です……。記事を見せてくれた同僚によると、別の女性社員も同じような目に遭っていたらしいんです。たしかに、彼のSNSには、女性と食事に行ったという記事ばかりがアップされていました。こんなことをして、何が楽しいのか……。まったく理解できません」

その後ランさんは転職して、この男性とは縁が切れたそう。SNSで勝手に名前を出すのは、ルール違反ですよね。たくさんの女性と仲よくしていることをアピールしたかったのでしょうか?

■自撮りはちょっと……(ワカバさん/30歳/商社)

「職場の同僚男性が、どうやらSNSにドハマりしているようです。とにかく暇さえあればスマホをいじっています。まあ、ひんぱんにタイムラインをチェックする程度なら別にいいのですが……」

一体、どのあたりが残念なのでしょうか?

「彼はよく、通販で購入した商品をアップしているんです。『○○を買いました~』『××が届きました!』といった感じで。それはいいのですが、気になるのがアップされている写真。商品だけではなく、必ず自分も一緒に写り込んでいる自撮り写真なんですよね……」

どちらかといえば、商品ではなく自分の姿がメインといった印象なのだとか。

「要するに、商品は自撮り写真をアップするための口実。さすがに、単独で自撮り写真をアップするのは恥ずかしいのでしょう。そこまでして、自分の写真を投稿したいなんて、私には理解できません」

この男性のSNSの内容は、もはや社内では誰もが知っているほど有名になっているそう。それでもやめる様子はないようなので、本人は楽しんでいるのでしょうね。

■何がしたいの?(ナナエさん/27歳/印刷)

「ここ最近、すっかりSNSにハマってしまった男友だちがいます。彼の見た目は比較的さわやかで、モテるタイプだと思うんです。でも、なぜか彼女とはいつも長続きしない。今はフリーで、毎日スマホばかりいじって過ごしているようです」

ある日、何気ない雑談の中で、彼はナナエさんに「SNSの楽しみ方」について語ったそうです。

「彼は複数のアカウントを作成してSNSをやっていて、そのアカウントごとにいろいろなキャラクターを使い分けているそうです。そのときは、ひとつは『20代後半のアニメオタク』で、もうひとつは『30代半ばの商社マン』という設定だと言っていました。職業や性格、趣味などもキャラクターごとに設定して、プロフィールを作っていると……」

そして、そのキャラに合った記事を投稿したり、ほかの人と交流したりしているとのこと。

「普段とSNS上で多少キャラを変えている人は、少なくないと思います。ただ、彼の場合は完全に嘘のキャラクターでやっているわけですから……。SNS上で彼と交流している人たちに、なんだか失礼な気がするんです。私がそう言うと、彼は『SNSとかネットって、そういうものでしょ?』と言っていました」

SNSを利用するためには個人情報の登録が必要ですが、キャラクター設定自体は利用者の自由。こういった話を聞くと、SNSで公開されているプロフィールをどこまで信用していいものか……。少し不安になってしまいます。

SNSを利用する目的や、楽しみ方は人それぞれ。それはそうなのですが、今回紹介したような残念なハマり方をしている男性には、できればかかわりたくないですね。周囲に毎日スマホばかりいじっている男性がいたら……。どうぞご注意ください。

※画像は本文と関係ありません

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※この記事は2015年01月05日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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