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母親の約8割は子どもの「友だち付き合い」を把握するように務めている

未成年でも携帯電話・スマートフォンを持つ時代、子どもたちにSNSも広まっている。親たちは子どもの「友だち付き合い」をどれほど把握し、また、どのような問題を抱えているのだろうか。
オウチーノ総研は、30〜49歳の既婚・子持ち女性660名を対象に「子どもの『友だち付き合い』に関するアンケート調査」を行った。

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●83.9%の母親が、子どもの「友だち付き合い」を気をつけている
「子どもの『友だち付き合い』を把握していますか?」と質問をしたところ、「ほとんど全て把握している」が23.3%、「なるだけ把握するようにしている」が51.0%と合わせて74.3%が把握していると回答した。ここから、子どもが小さくて友だち付き合いがない人たちを除くと、83.9%の親が把握するように努めている。

子どもの『友だち付き合い』を把握していますか?

●子どもと付き合いをさせたくないと思う友だちが「いる」
「出来れば子どもと付き合いをやめさせたいと思う友だちはいますか?」という質問をしたところ、74.7%は「いない」と回答しているが、25.3%は「いる」という結果だった。
その理由で、最も多かったのは 「乱暴だから」で、自分の子どもが害を被ったり、トラブルに巻き込まれるなどの悪影響をあるかもしれないと考える母親が多いようだ。次に多かったのは、「意地悪をするから」で、子どもに対するいじめを心配している。

三番目は、「親と付き合いたくなから」という親同士に関する理由だった 。具体的には、モンスターペアレントだから、受験に関することをしつこく聞いてくるなど、中には「子どもの友だちには非はないが、母親との考え方が合わない」という声もあった。

また、「子どもの友だちの親とは、どのように付き合っていますか?」という質問に対しては、「親同士仲良くしている」が19.2%、「一部の人とは親同士仲良くしている」61.1%で、子ども同士が仲が良いと親同士の関係も近くなるようだ。

子どもの友だちの親とは、どのように付き合っていますか?

●子どもの友だち付き合いの悩みは「いじめ」?
次に、「子どもの『友だち付き合い』つて抱える課題や悩みはありますか?」という質問をしたところ、80.5%は「ない」、19.5%は「ある」と回答している。「ある」という回答者に具体的に悩みを聞いたところ、最も多かったのは「仲間はずれにされる」「意地悪をされる」など「いじめ」に関することだった。二番目は、「友だちに気を使いすぎていないか」「嫌といえないので利用されていないか」など、「子どもが自分の意見を言えない」ことだった。三番目は「人付き合いが苦手」「輪に入れない」など、「友だちができない・少ない」ということだった。他に、「友だち同士でトラブルがあった場合に親がどこまで介入していいかわからない」という声もあった。

子どもの「友だち付き合い」について、抱えている課題や悩みはありますか?

●「友だち付き合い」についてのルールがある家庭は3割
「子どもとの間に、『友だち付き合い』についての決まり事はありますか?」と質問したところ、29.3%が「ある」と回答。最も多かったルールは、「金銭・モノの貸し借りはしない」だった。LINEやSNSについては、「友だちとやりとりしたメールは全て親に見せる」「コミュニティサイトにおける人付き合い禁止」というルールを設けている家庭もあった。

※この記事は2014年11月29日に公開されたものです

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