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これっていじめ!? 実録・働く女子のパワハラ被害5選

職場の人間関係や仕事内容などで、日々の充実度は変わってくるものですよね。しっかり働いていても、時に仕事のミスを厳しく責められたり、暴言をはかれたりすることも。それがひどくなると、周囲を巻き込んでのいじめや嫌がらせが起きることも。そんなつらいパワハラについて、実際に体験した働く女子たちに実態を聞きました。

むやみやたらと叱りつける

・「上司に端からできないと決めつけられたり、罵声を浴びせられた」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「上司から失敗したわけではないのに、毎日叱責された。辞めました」(29歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)

やってもいないのに、仕事ができない扱いされるのは、理不尽きわまりないですよね。ましてや、失敗していないのに怒られるなんて、意味がわかりません……。

飲み会の参加率で出世が決まる

・「部長主催の飲み会に参加しないと出世できない部署にいたことがある。飲み会の出席率表があり、上位の人から出世していた」(30歳/学校・教育関連/専門職)

コミュニケーションのひとつとして、飲み会で親睦を深めるのはいいことですが、それが義務や評価につながるとは! 出席率の表まであるのはつらいです。仕事の実績や人間力などで評価してほしいもの。

嫌みばかりで、後輩をまったくサポートしない

・「ベテランの先輩社員から。日々の書類に不備があれば怒鳴られ、電話の取次ぎに手間どれば嫌味を言われ、敬語の使い方を誤って怒鳴られ、入庫した商品について別の営業に聞いていたら横から「自分で確認しろよ」となぜかにらまれて怒られた。また、営業会議のたびに『案件の進捗がない、自分の状況を考えろ』と言われ続けた。日々の業務中には声をかけてくることはまったくない。質問しても『自分で考えて』。それなのに失敗するたびに『わからないことは聞け』」(24歳/情報・IT/技術職)

教育・指導の一環として時に怒ることはあっても、理不尽に叱り、嫌みばかりで部下をサポートする気のない態度は、パワハラととられても仕方のないレベルですよね。信頼できる上司に相談して少しでも環境が変わればいいのですが……。

働くママをののしる

・「子育て中の先輩を悪しざまにののしる上司がいて、その場にいるだけでつらかったし、自分も出産したらこんなことを言われるのかと恐怖だった」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

産休、育休後に復職して働くママとしてがんばる女性が増えている昨今、こんな状況は女性にとって過酷すぎるもの。先輩ママに対する上司の態度により、あとに続くはずの後輩女子が尻込みしてしまうのは残念なことです。

結婚の話題をふったり、ずっと説教してくる

・「結婚をどうしてしないのか、どうして有休を使うのかを聞いてきた。仕事のあとの職場の飲み会で私だけにずっと説教をしてきた。もう絶対に隣の席には行かない」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

未婚女子にとって、「結婚しないの?」という質問はセクハラに感じることも多々。飲み会でひとりだけずっと説教してくるのも、嫌がらせですよね。そんな面倒な人からは距離をとるしかありません……。

女性のパワハラの実体験を見てきました。こんな職場環境だと、毎日会社に行くのがつらくなってしまいそうです。職場では一人ひとりの人格を尊重し、お互いに協力し合い、適切なコミュニケーションをとれるような環境づくりが求められます。社員が快適に仕事に取り組める、パワハラのない職場環境でありたいもの。あなたはこの問題、どう考えますか?

(マイナビウーマン編集部)

※『マイナビウーマン』にて2014年7月にWebアンケート。有効回答数187件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2014年10月15日に公開されたものです

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