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600gの太麺がこんもり×こんもり!埼玉県草加市「東池袋大勝軒 デバリ」の豚骨魚介系ラーメン

駅前通りから草加駅(西口)入口の信号を右折して左手

埼玉県・草加市は「草加せんべい」でその名を知られ、奥の細道にも登場した宿場町の頃の面影が残るベットタウン。東武スカイツリーラインの草加駅西口から6分ほど歩くと、一軒家の人気ラーメン店がある。それが「東池袋駅大勝軒 デバリ」だ。

【お玉とトングで食べる宮崎市「百姓うどん」の「大将盛」は並盛りの5倍!規格外の大きさだった……】

そこにもびっくりサイズの旨いものがあると聞き、ライターは直行した。

普通盛りでも300g!

この店、その名の通り、「東池袋 大勝軒」から暖簾分けした店のようだ。店内は明るくて清潔感があり、女性ひとりでも落ち着いて食事ができる。

昼時と夜は混雑するそうだが、テーブルや座敷席が全28あり、ピーク時間をはずせば比較的にゆったりとしている。

この日は夜の営業早々に訪れたためか、既にお客さんは結構入っていたものの、どこかのんびりした静かな雰囲気が漂う。座敷席でのんびり食事をするファミリーもいた。

明るく清潔感があるので女性客にも人気

ここのラーメンは、ラーメン類もつけ麺類も他店に比べて量が多い。麺は1人前約300g、通常はだいたい150gだとか。ただしそれではキツいという人には、7分目と半分が50円引きとなる。

一方、300gでも足りないという人がいるそうで、150円増しで中盛り(1.5倍)、大盛り(2倍)できるという。

しかし大盛りとなると、麺が600gになるわけだから、オーダーする人がいるかどうか疑わしい。そこでスタッフに聞いてみると、「結構、いらっしゃいますよ。完食されていきますね」と笑顔で答えてくれた。

コクがあるのにあっさり!? 意外にすいすい食べられる

「う~む、それはすごい」などと感心している場合ではない。今回は、その大盛りにチャレンジするのだ。オーダーしたのはラーメンの大盛り。豚骨魚介系のスープはコクがあるのだが、後味がしつこくない。麺は太くもっちりとしていて食べ応え十二分。

こちらが噂の600gのラーメン

メンマが多めなのがメンマ好きにはたまらなく、ほかにも、のり、玉子、チャーシュー入り。不思議と飽きることなく食べられ、完食する人もいるという言葉に納得したが、やはり600gの壁は厚すぎる! 普通盛りの300gだって十分すぎる良なのだから……。

もうきつくてきつくて、ウエストがゴムのスカートで来なかったことを後悔し始めた頃、ふとテーブルにあった魚粉をふりかけてみる。すると当然、魚介の風味が増して、少し味によりエッジができたような印象になり、また食べられるように。

しかし! やはり難しかった完食。本当にヘタレで申し訳ありません……。

一方、今回は挑戦しなかったが、つけ麺も人気が高く、ぜひ食したいところ。つけ麺には温かいスープと冷たい麺の特製もりそば780円(大盛りは150円増し)、温かいスープと温かい麺のあつもり780円(大盛りは150円増し)などがあり、濃い目のようでいてあっさりとしたつゆは、舌になめらかで、魚介の風味がよく生きていると地元で評判だ。

特製もりそば。麺がこんもり!

ちなみに、量の多いこちらのお店では、麺類を取り分けて食べることもOKとのこと。サイドメニューをオーダーして、友達と取り分けながら食べても楽しそうだ。

普通盛りでも麺たっぷり

《東池袋 大勝軒 DEBARI(でばり)》
埼玉県草加市氷川町2139-28
営業時間 11:00~23:00
定休日 火曜

(OFFICE-SANGA 平野凛)

※この記事は2014年09月16日に公開されたものです

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