【イラストコラム】思わず笑いそうになった、下心ミエミエ男の言動
下心って隠しているから下心なのに、ミエミエだったらもはや下心ではないですよね。だからこそ笑ってしまうのかな。ナンパな下心はばっさり斬り落としたあと、飲みの席のさかなにでもすればいいと思いますが、本気の場合は笑っちゃったらちょっとかわいそうな気もします。
下心の代表格ともいえる「泊まろう」などの誘い文句は、その程度でイケると思われていることが腹立たしいですよね。きっと本気じゃないから言えることだろうし……。好意を示されて悪い気はしないけど、軽く見られるということに対しては、女子はけっこう敏感です。
その点、「ペット自慢」や「ほめ殺し」は、ちょっと間違えちゃってるけど憎めない。もし同じことを不特定多数に向けてやっているのを目撃してしまったら、静かに開きかけた心の扉を閉じるのみ。
「ボディタッチ」や「送るよ」は、相手がちがえば全然いやなことじゃないのになぁ。結局相手次第なんだよなぁ……。
でも、「下心ミエミエ男」は、ちょっとかわいくないですか? ゴリゴリに来られたら若干の面倒くささは感じてしまうと思うけど、必死な感じ(がバレてしまっている感じ)は少々いとおしくもある。本当にいやなことはきっぱり断りつつ、迷惑でない範囲の下心は笑って見過ごしてあげてもいいのかなぁと思います。
下心持って接してもらえるうちが華ですしね……。
※この記事は『思わず笑いそうになった、下心ミエミエ男の言動「終電を逃させようとする」「ペット自慢」』を再構成しています。
文・イラスト/MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)
(OFFICE-SANGA)
※この記事は2014年09月01日に公開されたものです