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ひとつの仕事を終わらせると、気が緩んでしまう人が使ってみると良いテク「仕事を途中で中断」

ひと仕事を終えたあとにやってくる倦怠感から抜け出せず、次の仕事を先延ばしにしてしまう……皆さんもそんな経験があるのでは? 気持ちばかり焦って、なかなか仕事にならなかったりしますよね。今回は、そんなやる気の出ない状態を改善する方法をご紹介します。

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終わりそうな仕事を途中で中断してみる

もう少しで仕事が終わる、というときに一度手を止めてみてください。すると、あとちょっとなのにとじれったくなってきますよね。

例えば読書なども同じしくみで、終盤にかけての怒涛の展開に、はやくラストが見たいと気が急いてしまいます。しかし、その焦りによって大事な部分を読み飛ばしてしまったり、終わった瞬間からその本に興味を失ってしまったりと、後に繋がるものを残すことができません。

あと少しだけ残っているというもどかしい気持ちが、仕事を再開するとしたらどうすればはやく終わらせることができるだろう。と、作業の効率を上げる考えに繋がっていきます。一気に物事を進めるより、分断してみた方が意外と集中できるようになっているのです。

仕事を細分化しよう

今からこんな仕事をしよう、と自分の中で決めたら、まずはそれを色んな区切りに分けてみることです。区切る方法は時間でもいいですし、タスク(事務処理を何個やる、アポイントを何個とるなど)を自由に決めて行動してもいいでしょう。

自然と、自分が今やるべきことが見えてきますよね。終わった仕事から次に進めないという人は、また膨大な量の仕事をしなくちゃいけないのか、と気が滅入っているわけです。小目標を立てることで、とりあえず今はこの量をやればいいんだと気が楽になります。

残していた仕事をもう一度始めるために

では、わざと残しておいた仕事をもう一度始めようとなると、やはり気になるのがモチベーションの維持ですよね。続きをやろうとして、どこまでやったのか思い出せずに手間取ってしまうことも。そんなときは、自分がやり終えた仕事についてメモをとることです。

それも、ただ箇条書きにするのではなく、文章として残しておくこと。内容を忘れてしまっても、文章を書いたことは手の動きとして覚えていますから、自然と仕事内容についても思い出すことができるのです。

ひとつの仕事を終わらせると、新しい仕事を先延ばしにしてしまうのは燃え尽きてしまっているからです。一点集中で燃え尽きるよりは、区切りをつけて長く集中できるほうが仕事の効率はいいはず。今一度自分の仕事方法について見直してみませんか?

※この記事は2014年08月20日に公開されたものです

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