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「不幸な恋」を繰り返す女性心理とは?「深く関与すればするほど思い入れが強くなる」

みなさんの周囲には、なぜか不幸な恋にばかりのめり込んでしまう友人はいませんか? 今回は、「幸せな恋愛を選ばない女性」の心理を解説します。

■自我関与とは?

人の心には「自我関与」というシステムが存在します。これは「ある事柄を自分に関係のあるものとして捉えること」を示す、心理学用語です。

一般的に人は、深く関与した事柄ほど、強い思い入れを持つものです。不幸な恋には、良くも悪くも濃密な時間がつきもの。2人の関係が危うければ危ういほど、恋愛関係に悩み、相手に振り回されることもあるでしょう。こんな恋愛に接するとき、人は緊張し、そして「どうしたらいいんだろう」と、考えることも多いものです。こんな風に過ごす時間が多ければ多いほど、自我関与の効果により、その恋を「自分のもの」として感じ、強い思い入れを持ってしまうのです。

■そして泥沼に……

こんな恋愛を一度でも経験すると、それを繰り返してしまう女性は多いもの。これは「強い緊張を強いられる濃密な時間」こそが恋愛だと思い込み、自分からその刺激を求めるようになってしまうからだと言われています。自我関与により、通常の平和な恋では満足できない身体になってしまっているのです。

「悪い男性にばかりひっかかって、男運が悪いのね。かわいそうに……」と思われがちですが、実はそんな恋愛をつかみとっているのは本人自身。「愛する人を支えている自分」に酔っているケースも多いので、注意が必要です。

■不幸恋愛スパイラルから抜け出そう!

不幸な恋愛のスパイラルから抜け出すために、まずは、自己肯定感を高めることが有効です。不幸な恋愛にハマってしまう女性は、自己肯定感が低いと言われています。まずは、自分で自分のことを褒めてあげてください。「どうせ私なんて」は禁句です!

そして最終的には、同じタイプの人と恋愛しないことが重要となります。これまでのクセから、つい惹かれてしまうのは分かりますが、そこをぐっとこらえてください。「この人とずっと付き合っていて、本当に私は幸せになれるのか」を、具体的に想像しましょう。「この人には、きっと私しかいない」というのは、残念ながら幻想です。そしてその幻想にしがみついているのは、他ならぬ自分自身なのです。

不幸な恋愛ばかりしてしまうのは、恋愛運がないわけではありません。実は自分で「幸せな恋愛」を遠ざけてしまっているのかも……!? 心当たりがある人は、幸せな未来をつかむため、悪い意味での自我関与の効果からは抜け出せるように意識してみてくださいね。

(ファナティック)

※この記事は2014年08月11日に公開されたものです

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