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エアコンに頼らない、涼を感じる暮らしのヒント

夏の暑さに我慢は禁物。室内でも熱中症になる危険はあります。とはいえ、エアコンに頼りきりでは電気代も高くつくし、身体にもよくありません。そこで今回はエアコンを効率よく使う方法や、涼しさを感じられるインテリアや飲み物など、暑い季節を快適に過ごすヒントをお届けします。

■エアコンを効率よく使う方法
エアコンを効率的に使うために、日中は窓のカーテンを引いておくことをおすすめします。日差しを遮ることで室内の温度の上昇を防ぎ、エアコンを使う場合も冷気を外に逃がさない効果があります。
また、長時間の外出から帰宅した際、蒸し暑くなった室内にすぐエアコンをつけたくなってしまいますが、その前に一度換気をしてから使うのが効率的。開けられる窓はすべて開け、風が抜けるようにし、換気扇や扇風機を回して、熱気を追い出しましょう。扇風機はまず上に向けて、天井近くに溜まった熱い空気を逃がし、さらに窓に向けて、その空気を外に追い出すようにするといいでしょう。

■涼しさを感じる部屋作り
色や質感にこだわったアイテム選びで、部屋のインテリアを涼しげな印象に変えることもできます。例えば、青や緑といった寒色、透明感のあるガラス製品や、ござ、すだれといった風の抜けやすい天然素材がおすすめ。カーテンを青に変えたり、ござ調のラグを敷いたり、よく目につく場所にガラスの瓶を並べたり、観葉植物を置くのも効果的です。
また、ミントや柑橘系の香りも、涼しさにつながります。お香やエッセンシャルオイルなどを使って、ベタツキがちな部屋の空気を一新しましょう。

■夏バテを防ぐ涼やかドリンク
食欲がない、身体がだるい…など夏バテ気味のときにいいのが酸っぱいもの。酸味は涼しさを感じさせてくれると同時に、食欲増進効果もあると言われています。
暑い夏におすすめなのがレモン酢ドリンク。レモンやお酢に含まれるクエン酸は疲労回復の効果もあります。お酢にスライスしたレモンと氷砂糖やはちみつを入れ、一週間ほど置いたものを、水や炭酸水で割って飲んでみましょう。エアコンで身体が冷えすぎたと感じているときは、お湯割りもおすすめです。

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー:河野真希
ウェブや雑誌など各種メディアで、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案。著書に『ひとり暮らしの季節ごよみ』(祥伝社)、監修本に『家事のお手本-大人のたしなみ賢いくらし(泉書房)』『頑張らなくても素敵に暮らせる「夜だけ家事」で快適シンプル生活(双葉社)』などがある。河野真希オフィシャルサイト

※この記事は2014年08月07日に公開されたものです

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