【ズボラ女子の片づけ術】出しっぱなしから卒業! リビングからはじめる美部屋づくり
リビングは、雑誌などの趣味のモノや日用品、リモコン、メイク道具などたくさんのモノが集まる場所。家の中でも過ごす時間が多い場所だからこそ、すっきり片づいた居心地のいい空間づくりがしたいですよね。そこで、整理収納のプロ、幸せ住空間セラピストの古堅純子先生に、リビングの片づけ術をうかがいました。
リビングにはいろいろなモノを放置してしまいがち。はずしたアクセサリーや時計やポストから持ってきた郵便物を、無造作に置いたりしていませんか? 部屋がだんだん散らかっていってしまうのは、あなたのその「チョイ置き」が原因なのです。古堅先生がおすすめする片づけ術は、よくチョイ置きしてしまう場所に箱やカゴを置くこと。そして、チョイ置きしそうになったらその箱に放り込むだけ! 古堅先生が「ざっくりBOX」と呼ぶこの箱を設置するだけで、散らかりを防ぐことができるんです。では、具体的にどのようにすればよいのでしょうか? 3つの例を参考にしてみましょう。
1.ローテーブルの下に
リビングでは、ローテーブルの下にカゴや箱を置いてざっくりBOXに。引き出しがついているテーブルであれば、引き出しの一つをざっくりBOX代わりにしてしまってもよいでしょう。テレビのリモコンやアクセサリー、時計など、チョイ置きしがちなモノは全部まとめてここに入れてしまいます。
2.紙モノ専用BOX
その辺にチョイ置きしがちなダイレクトメールや公共料金の領収書、契約書などの紙モノ。処分しないとどんどんたまっていってしまうので、紙専用のざっくりBOXをつくって「とりあえずそこに入れておく」クセをつけましょう。そして、BOXの中がいっぱいになってきたら整理を。そのときに保管するもの、処分するものに分ければOKです。
3.メイク道具専用BOX
リビングでテレビを見ながらメイクをする人は多いのではないでしょうか。メイクは何種類ものアイテムを使うので、散らかりやすいモノの一つです。古堅先生の場合は、テレビ台の下の引き出し一つをメイク道具専用のざっくりBOXならぬ「ざっくり引き出し」にしているのだそう。よく使うコスメをはじめ、ティッシュ、鏡、爪切りまで。コスメは、アイシャドウ、チークと種類別に分けるのではなく、よく使うアイテムを取り出しやすい位置にひとまとめにしておくと便利です。
ざっくりBOXでチョイ置きを防ぎ、リビングで心地よくリラックスタイムを過ごせる空間づくりを目指しましょう!
(平林理奈/Playce)
※この記事は2014年07月29日に公開されたものです