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【ズボラ女子の片づけ術】よく使うアイテムを見極めた収納で、時短&すっきりキッチンに

古堅純子

輪ゴムやクリップ、コップなど、いろいろな小物が散らかりがちなキッチン。掃除がしづらいだけでなく、朝食時にばたばたしてしまい、あっという間に家を出る時間になっている……という女子も多いのでは。そこで今回は、整理収納のプロ、幸せ住空間セラピストの古堅純子先生に、使いやすく整ったキッチンをかんたんに維持するコツを伝授していただきました!

■「朝食セット」で朝の時短

朝食は、パン食派ならマーガリンやジャム、スプーン、グラス、といったように、よく使うアイテムがだいたい決まっていますよね。そこで、冷蔵庫に「朝食セット」の箱をつくってみてはいかがでしょうか。プラスチックなどの箱にマーガリンやジャム類をいっしょに入れておけば、アイテムを一つひとつ取り出すのではなく、朝食セットの箱ごと取り出し、箱ごと戻せばいいので朝の時短になるんです。

■組み合わせて使うアイテムはひとまとめに

収納は、モノの種類別ではなく「よく使う組み合わせ」でまとめるのがポイントです。たとえばドリップコーヒーを淹れるときに使うマグカップ、ドリップパック、砂糖、粉末クリーム、スプーンを収納棚の同じ場所に入れておく。そうすると、使うモノがすばやくそろえられます。マグカップは食器棚に入れておくもの!という固定概念を捨て、「いかにラクに作業ができるか」を考えた収納をしましょう。

■食器棚の中の配置は?

食器棚の中は、使う頻度を考えた配置にしましょう。ポイントは「いつも使うものを取り出しやすい手前の位置に配置すること」。ときどき使うものや年に数回しか使わない食器は奥の方に入れておく工夫をするだけで、使いやすく、さらに効率もよくなり、時短にも繋がります。

いかがでしたか? 大切なのは、きっちりしまい込むことより、行動パターンに合わせた効率的な収納を心がけること。少しの工夫をするだけで、キッチンはもっと使いやすくなるのです。

(平林理奈/Playce)

※この記事は2014年07月27日に公開されたものです

古堅純子

幸せ住空間セラピスト。整理収納アドバイザー1級取得。キレイ好きが高じて富裕層向けお掃除会社へ入社し、2000件以上のお宅に伺いサービスを重ね整理収納のメソッドと技術を習得する。個人宅での整理収納コンサルティング、収納サービスを提供する傍ら、大手住宅機器メーカー収納開発に協力。テレビ雑誌などの取材協力多数あり。幅広い世代に向けての講演依頼も後を絶たない。キッチリよりもざっくりの方が散らからない片づけ術をまとめた新刊『ざっくりBOX 最速スッキリ片づけ術』(SDP)が発売中。

●古堅純子公式ホームページ
http://www.furukatajunko.jp/

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