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資生堂、欧米女性と日本女性では肌色のムラに違いがあることを発見

日本女性と欧米女性の「シミのムラ」と「赤みのムラ」

資生堂は、世界の女性の肌色のムラの実態について明らかにするため、肌色のムラを要因別に定量解析できる?顔画像の撮影・解析システム?を独自に開発し、研究成果を発表した。

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研究成果が発表されたのは、2014年5月23日から九州大学・大橋キャンパスで開催された「日本色彩学会 第 45 回全国大会」において。資生堂は上記システムを用いて、顔画像から肌色を構成する主な要素であるメラニン色素・ヘモグロビン色素を分離し、さらにその分布(面積)と濃さに応じて色ムラの要因を抽出した。

結果を分析した結果、「日本女性、欧米女性ともに、メラニンに起因する『シミの色ムラ』は加齢に伴い増加する」こと、および「欧米女性のヘモグロビンに起因する『赤みのムラ』は、日本女性と比較して顕著に高い値を示し、加齢で増加する」ことが定量的に明らかになった。

資生堂は世界89の国と地域で化粧品ビジネスを展開しており、世界の顧客に対して魅力的な商品とサービスを提供するためには、各国の事情を調査する必要があると認識し、2008年より顧客の肌状態や、美容意識、美容行動、生活環境などについて研究する「グローバルお客さま研究」を実施している。

(エボル)

※この記事は2014年07月01日に公開されたものです

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