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頭痛の原因は? 予防療法ってある!? 鎮痛剤でなく漢方薬なら根本的に対処できる?

~2週間後の再診~

丸山先生「いかがですか?」
D子「少し頭痛が減った気がします。漢方薬って飲みづらいと思っていましたが、そうでもないので良かったです。苦いけどまずくない、って感じです」

丸山先生「それは良かったです。夏野菜が出回る時期ですが、夏野菜は水分が多くて体を冷やしやすいので、必要以上に食べるのは控えてくださいね」
D子「わかりました!」

~さらに2週間後の再診~

D子「頭痛の頻度が減りました。あと、食欲が出てきた気がします」
丸山先生「処方が体に合ったみたいですね」
D子「今はまだ暑いからよくわからないけれど、冷え症も改善傾向なのかな?と思います。もう少し寒い時期まで飲み続けてみたいです」
丸山先生「そうですね。それではそうしましょう」

~それからしばらくしたある日、お昼休み~

C美「D子、漢方薬飲んでる?」
D子「うん、飲んでるよ。冷え症にも効くみたいで、今年の夏は冷房があんまり気にならない気がする……!」

C美「私も頭痛が大分楽になったよ。『いつ頭痛が起こるか』ってヒヤヒヤが減ったのがうれしいな」
D子「体の悩みって改善できるものなんだねー」

C美「うん、頭痛って原因をなくすことはできないのかと思ってた。私はしばらく、鎮痛剤も使いながら漢方薬を飲もうと思ってるよ」
D子「そういえば、鎮痛剤と併用しても大丈夫って丸山先生も言っていたね」
C美「こんなに良くなるならもっと前から試せば良かったな」
D子「うん、困ってるなら漢方がいいよーって、誰かに教えたくなるよね。あれ、これって……」
C美「……カン子先輩みたいだね」
C美・D子「(カン子先輩って、変わってるけどやっぱりいい人なのかも……)」

※効果には個人差があります。漢方薬の服用は医師の診断を受けてからをおすすめします。

(取材協力:丸山綾、構成:小川たまか、イラスト:miya)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.05)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

丸山綾 まるやま・あや

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

※この記事は2014年06月27日に公開されたものです

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