男と女でこんなに違う! 元カノ元彼に対する未練
男女間で元カノと元彼に見せる未練のサインには差があります。今回は、心理カウンセラーの中野とも子が「男女の未練のちがい」をくわしく解説します。
こんにちは、心理カウンセラーの中野とも子です。
今回は、元彼、元カノの自慢・悪口をいう心理、男女でこんなに違う点をお話します。
男性は元カノに対する未練たっぷり?
例えば、あなたの彼が元カノのことを褒める、自慢するということをして、
「すごーい!あなたって、そんな素敵な女性とつきあってたのね!ますます惚れ直しちゃうわ!」とはなりません。
ですから、心得ている男性はそんな自慢は男性同士で行うとして、女性にはそのような話はしないでしょう。
しかし驚くべきことに、本心は今までに釣った魚を自慢するように、今まで付き合った女性を自慢したい、過去にこんな女をモノにしたんだぜ、という自分の優位性を誇示したい心理があります。
女性が元彼の悪口を言う時は気持ちなし!
女性はというと、元彼の悪口をガールズ・トークのネタにして、「若気の至りのネタ」あるいは「こんな男には気をつけよう」と情報交換することはあっても、元彼の自慢など、まずしないでしょうね。元彼の自慢して誰トク?というのが女性の心理ではないでしょうか。
「女性の恋愛は上書き保存」、と言うように、新しい男性によって今までの情報はほぼ消去。ですから、女性はいままで付き合った男性を並べて脳内コレクションしたりしません。
しかしながら、男性はやるのです。脳内コレクションを!
男性は思い出コレクションの品評会をする!
その理由としてはまずは多くの女性に自分の遺伝子を残したいという原始的な男性の本能。(一度ものにしたので別れた後もチャンスがあればものにできるという勘ちがいに基づく)
それから、男性は同性の仲間から、「今までにどれだけのいい女を手に入れたか」で評価が上がるから。
いわば、男同士の見栄の張り合いのために、といいましょうか?
ですから男性にとって女性遍歴は「戦利品」そのものです。これは男性特有のの「序列へのコンプレックス」です。
男性にとって元カノの悪口は思い出の反芻ではない!
では逆に、「元カノの悪口を言う彼」の心理とは?
でも褒めているんじゃないんだから、いいじゃない?と思うでしょうか。
例えば女性が元彼の悪口を言うとき、これはとてもストレートにイライラするから悪口を言うのであって、他の理由はいっさいありません。
しかしこれが男性が元カノの悪口を言う場合、そこにはもうひとつ複雑な心理があることを覚えておきましょう。
元カノの悪口を言う場合、彼の言いたいことは、
「自分は前の彼女のレベルで落ち着く男ではない、それよりはるかに高レベルである」ということ。
要するに、元カノの魅力を基準にして自分の優位性を誇示するのです。
振ったか振られたかはさておいて、男性が昔の女性の話をする時は「自慢」にしても「悪口」にしても、自分の優位性を誇示したいのです。
男は何にしても「序列」が大事なのですね。
男性の元カノへの執着は自分の気持ちの正当化!
それともうひとつ、振ったか振られたかはさておいて、前の恋愛が壊れたことについて
「自分は悪くない」というアピール。あなたの同情を引こうとしていうのです。
「オレは君が思っているよりモテるんだからね!大事にしてよね!」といったところでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
どちらにしても、昔の女性の話をされるのは未練たらしい感じがしていい気持ちはしないですよね。しかしながら、男性の恋愛は「ファイル保存」。
「君だけを愛してるよ」といいながら、いままでの女性がすべてきれいにファイリングされているのは事実なのです!
ちなみに私は今まで付き合った男性はすべて芸の肥やしでございます。
では、またね!
(心理カウンセラー 中野とも子)
あわせて読みたい>
※この記事は2014年06月26日に公開されたものです