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“料理・会話・1人ひとりに”が大切! 結婚式でゲストが「おもてなし」を感じる瞬間

結婚式におけるキーワードといえば「おもてなし」。招待された際、新郎新婦からの心遣いにうれしくなった経験を持つ人も多いのでは。そこでマイナビウエディング編集部では、「結婚式でのおもてなし」についてアンケートを実施しました。

結婚式で新郎新婦の「気配り」を感じていた

Q.招待された結婚式で、新郎新婦からゲストへの心遣いやもてなしの気持ちを感じたことはありますか?
はい(67.0%)
いいえ(33.0%)

約7割の人と大半が「新郎新婦の気持ちを感じた」とのこと。ただ意外にも3人に1人は何も感じなかったと回答していますが、ではゲストへの心遣いやもてなしの気持ちをどんな部分に感じたか、具体的なエピソードを聞いてみました。

食にこだわりアリ

まずは、「料理やお酒などその素材に高級なものが使われていた」(男性/34歳/機械・精密機器)、「料理が豪華でおいしかった」(女性/29歳/金融・証券)など、振る舞われる料理がゴージャスで味もよかったといった、食事への満足感を挙げる人が目立ちました。

「中庭にデザートビュッフェがあった」(女性/33歳/医薬品・化粧品)、「ウェルカムドリンクなどオプション付きの凝ったおもてなしを受けた」(女性/27歳/学校・教育関連)など、食事+αのサービスも有効のようです。

歓談の時間を大事にする

「一人ひとりに笑顔で話をしてくれ、ゆっくり席を回ってくれる式」(女性/30歳/その他)、「付き合いの長さに関係なく、各テーブルを公平に回った新郎新婦」(男性/34歳/情報・IT)など、新郎新婦とコミュニケーションを図れるのもゲストにとってはうれしいポイント。

「ムダな余興やムービーを入れず、歓談の時間が多かった」(女性/26歳/食品・飲料)、「友人同士での写真撮影の時間を設けてくれた」(男性/34歳/学校・教育関連)など、単に「見る」だけの式ではなく「参加できる」式がゲストに支持されています。

1人ひとりへの対応が細やか

参加者全員のことを意識し、「一人ひとりに宛てたカードがテーブルに置かれていた」(女性/26歳/団体・公益法人・官公庁)、「参加したゲスト一人ひとりへメッセージを述べていた」(女性/29歳/金融・証券)、「最後のエンドロールで出席者全員のメッセージが名前とともに書かれていた」(女性/31歳/学校・教育関連)など、細やかな気遣いもゲストとしては感動してしまいます。

妊婦さんへの配慮も完璧

この他にも、「妊婦の友人にひざ掛けを用意し、スタッフにも気配りするよう配慮していた」(女性/27歳/金融・証券)、「妊娠中に出席した時、乾杯のシャンパンの代わりにアップルサイダーを、食後のコーヒーの代わりにノンカフェインのお茶を用意してくれていた」(女性/31歳/小売店)など、妊婦さんへの配慮が感じられるステキな式も。

食事をケチっている、挨拶ナシ、型通り……な式には心遣いを感じない!?

一方、ゲストへの心遣いやもてなしの気持ちを感じなかった人にも、その理由を具体的に聞いてみました。

まずは、「料理も引き出物もケチったのがわかるような内容だった」(女性/32歳/金属・鉄鋼・化学)、「料理がそこまで豪華でなかったけど、新婦のドレスがやたら豪華だった」(女性/26歳/医療・福祉)など、何度か式に参加している人であれば、どうしても気になってしまうポイントが続々…。

「新郎新婦が特にこちらに話しかけてこなかった。芸能人を見ているファンのような感じ」(女性/33歳/ホテル・旅行・アミューズメント)、「挨拶に来てくれなかった」(男性/34歳/自動車関連)など、単に見ているだけの式だったと語る人も。

「型通りだから」(女性/33歳/団体・公益法人・官公庁)、「特に予想外のことはなかったから」(男性/27歳/金属・鉄鋼・化学)など、ゲストを楽しませる工夫がなかったといった感想を持つ人もいました。

できれば「参加してよかった」とゲストが感じられる式にしたいもの。思わず感動した心遣いがあれば、自分の結婚式に取り入れてみるなど、参考にしてみてはいかがでしょうか。

※アンケート対象
調査時期: 2014年4月2日~2014年4月14日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20~50代の男女342名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2014年06月11日に公開されたものです

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