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「友達いらない」と思う理由とは? 疲れる・めんどくさい心理と特徴

高見綾(心理カウンセラー)

友達がいるメリット

友達がいることにはどんなメリットがあるのでしょうか。改めて考えてみると、今の自分に友達が本当に必要ないのかどうかが分かるかもしれません。

(1)休日に遊ぶ相手がいる

平日は忙しく過ごしていても、休みの日にはひとりぼっち……なんて人は意外と少なくありません。

ひとりを楽しめていたらいいですが、毎週ずっと話し相手がいない生活は寂しい時もあるでしょう。

そんな時、友達がいれば「そろそろ会おうよ」と気軽に連絡ができます。休みの日に外出すると疲れる……と思うかもしれませんが、友達と充実した時間を過ごすことは、良い気分転換になるはずです。

(2)悩みや不安を共有し合える

家族や恋人がいればそれで充分、と思うかもしれません。しかし時には、家族だからこそ相談できない悩み事が出てくることもあるでしょう。

例えば、それこそ家族や恋人に関する悩み事は、当事者に直接伝える前に友達に聞いてもらった方がよかったりもします。

悩みや不安が出てきた時に、気軽に連絡を取れる相手がいる安心感は絶大です。

(3)前向きな気持ちになれる

友達がいることで、前向きな気持ちになれる場合もあります。例えば友達は、何気ない会話の中であなたを勇気づけてくれるような一言を言ってくれるかもしれません。

また、「友達がいる自分」に自信を持てる可能性もあります。「自分はたくさんの人から愛されている」という自信は、あなたを輝かせてくれるでしょう。

友達がいるデメリット

反対に、友達がいるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。いくつか例を挙げていきます。

(1)一人の時間が減る

まずは、一人の時間が減ってしまうデメリットが考えられます。平日は仕事、家に帰ったら家族や友達との時間を過ごし、休日は友達との予定が入っていると、一人きりで過ごせる時間は意外と短くなります。

時には「もう少し一人の時間が欲しい」と感じることもあるかもしれません。

(2)家族や恋人との時間が減る

友達との時間を優先しすぎると、家族や恋人と過ごす時間が減ってしまうこともあります。

しかし、友達と会ってリフレッシュするからこそ、家族や恋人との時間をもっと大切にすることにもつながるはず。一概にデメリットとは言えませんが、中には「もう少し家族や恋人と過ごす時間をつくりたい」と感じる場面もあるかもしれません。

(3)気を使うことがある

優しい人こそ、友達に気疲れすることも少なくないのでは? 友達を大切にしている人ほど、友達付き合いに疲れてしまいがちです。

大人になってライフステージが移り変わるなど、お互いの環境がガラッと変わってしまうと、途端に気を使ってしまうことも少なくありません。

▶次のページでは、友達はいらないと思ったときの対処法をご紹介します。

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