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雪の女王も風邪を引く!? 北欧のスノーホテル・ステイを体験してみない?

北欧のノルウェーには、冬の寒い時期にしか泊まれない、謎の多きホテルがあります。冬の寒い時期にしか営業しなくて、果たして宿泊客は訪れるの? 冬しか姿を見せないって何? そんなノルウェーの謎多きホテルをご紹介します。

■冬にしか現れない理由

なぜ冬にしかその姿をあらわさないかというと、簡単に言ってしまえば「雪」でできているからです。雪? 雪で作られたホテルって「かまくら」のこと? いいえ、そのレベルはかまくらの比ではありません。何せホテルという名前がつくくらいですから……。

■恐るべし、雪で作られたホテル

スノーホテルの客室は20室程度あり、それぞれ人工雪と氷で作られています。室内の内装も雪と氷ばかり。壁には雪の彫刻、テーブルやベッドは氷と、とにかく寒そうなものばかりで埋め尽くされています。一晩泊まるにも、とっても寒そう……! このスノーホテルは毎年建物を作り変えるそうで、その年ごとに内装もまったく変わってしまうとか。まさに一生に一度の特別な体験ができるホテルといえそうです。

■スノーホテルへの出迎えは、犬ぞりで!

このスノーホテルのすごいところは、とにかく「これぞノルウェー!」な、幻想的な体験の数々ができることです。スノーホテルに宿泊できるだけでも、かなり幻想的な体験はできますが、さらにスノーホテルへの出迎えを犬ぞりで行ってくれたり、夜はオーロラが眺められたりと、とにかく非現実が味わえる絶好のスポットなのです。また夜間はスノーホテル内のあちこちにライトが施され、雪と氷、そして光との幻想的なコラボレーションを楽しむことができます。

非常に幻想的なホテル、スノーホテル。しかし現実的なところを言うと、雪や氷でできているためシャワーやサウナはありません(言うまでもないかもしれませんが)。シャワーやサウナ利用時は、違うホテルの設備を利用することになるため、ちょっとだけご注意を。ちなみにトイレは部屋の外にあるそうなので、そこだけは安心できるかも(?)しれません。

(C)Baard Locken

(ファナティック)

※この記事は2014年05月08日に公開されたものです

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