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【東京土産】江戸時代から続くお団子屋さん。職人がていねいに作る上品な味わいの「羽二重団子」

JR東京駅構内では、老舗の東京土産を買えるのもうれしいところ。1819年、江戸時代からの歴史が続く、お団子屋さん「羽二重団子」の商品が買える売り場「江戸菓子ふみう」もそのひとつ。新幹線で出張や帰省をする前に気軽に伝統の味を手に入れよう。

「江戸菓子ふみう」の「羽二重団子」。焦げ目にそそられる♪


おすすめは、初代が出した団子が、きめ細かく羽二重のようだと人々の喜ばれたことから、その名が付いた「羽二重団子」(5本折1414円)。光沢と粘り、シコシコとした歯ざわりが秀逸な逸品だ。よく吟味した米粉を使っているからこそ作ることができるその味からは、ほかの団子とはひと味ちがう繊細さを感じるはず。丸めて、少し平らにしたのが、ここの団子の特徴。小ぶりで口に入れやすく、ひと口いただけば職人の気配りを感じずにはいられない。

串に4個の団子が刺さった見た目もかわいらしく、あげた人ももらった人もほのぼのと温かい気持ちになれそう。味は餡団子と焼き団子の2種類。上品な甘さと、ほどよい固さがある手作りのあんこで白い団子をコーティングした餡団子と表面に軽く焦げ目を付けた焼き団子を生醤油にさっとくぐらせた焼き団子は、どちらもしみじみと心が和むやさしい味わい。

味もさることながら、昔ながらの杉箱を思わせる折り詰めに入った団子は、見た目のレトロ感も好印象。凧や和太鼓、獅子舞などの日本のおめでたい絵柄が入った渋い包装紙も、どこか懐かしい雰囲気が。買った当日が消費期限なので、実家へ帰省するときや友人宅に招かれた日などに買って行ったら喜ばれそう。ほのぼの食べられるお団子のおいしさを、親しい人と分かち合おう。

「江戸菓子ふみう」の「羽二重団子」。どこか郷愁を感じさせる包み。

江戸菓子ふみう 東京銘品館南口店
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅改札内1F 東京銘品館(南口店)内
電話番号 03-3214-6330

(文:高橋瑞穂、撮影:瀬尾直道)

※この記事は2014年04月15日に公開されたものです

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