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【新連載】異動!? 1年半前に別れた元カレが同じ支店にやってきて……

「今日からこちらの店舗に配属された、
長峰です。初心に帰ってがんばります」

あの日、電話で別れを告げて以来、
もう会うこともないだろう、
と思っていた栄太が、目の前にいる。
しかもこれからもずっと、
わたしの右斜め前の席に座ることになるらしい。
何だか夢を見ているみたいな不思議な気分……。

しかしそんなフワフワした気分も、
栄太の転勤初日の午前中で終わった。
午後になると早くも彼の存在にイライラし始めた。
メールを書いても、電話をかけても、
どうしても右斜め前の栄太を意識してしまう。

好きだから、ではない。反対に交際中の、
イヤなことばかり思い出すから。
それに栄太はわたしなど眼中にないようだし、
わたしも栄太を直接は見ない。
ああもう、すごく疲れる……。

そんな日が2日も続いて、3日目。
たまたま休憩のシフトが同じだった日、
栄太がわたしに話しかけてきた。
「よかったら、今日ランチいっしょに行きません?」