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専門家 不調

小顔美人は眠りの質が低い? 専門家に聞く「太ったおじさん」だけのものではない睡眠時無呼吸症候群

白濱龍太郎
『病気を治したければ「睡眠」を変えなさい』

『病気を治したければ「睡眠」を変えなさい』

北陸自動車道で起きたバスの衝突事故の報道で「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」という言葉を目にする機会が増えています。SASは日中に眠気に襲われることがあるほか、放置したままにしておくと、「大いびき」によって心臓に負担がかかったり、糖尿病や心筋梗塞にかかったりという可能性が上がると言われています。

■気道が狭くなりがちな“小顔美人”は注意が必要

「太った人がなるものだから細身の私には関係ない」と思ってる女性も多いかもしれません。しかし実はこの病気、若い女性も要注意なんだとか。その理由は「あごのサイズ」。

「アジア人は欧米人に比べてあごが小さいので、あごに収まりきらない舌の筋肉がのどにせりだして気道が狭くなりがちなんです。つまり、小顔美人ほど注意が必要。それと、鼻の低さも関係します」。

そう教えてくれたのは、先ごろ、『病気を治したければ「睡眠」を変えなさい』(アスコム刊)を上梓した医師・白濱龍太郎先生。

■睡眠時無呼吸症候群の可能性があるのは?

白濱先生のもとには、連日、質の悪い睡眠によって疲れが蓄積した患者が治療に訪れるのだとか。「“熟睡感がなくて昼間の眠気が強い”“頭がぼーっとして集中力が続かない”などの症状があれば、睡眠時無呼吸症候群を疑ったほうがいいかもしれません」(白濱先生)。

とはいえ寝ている間のこと。自分が睡眠時無呼吸症候群であるかどうかを見極めることは困難です。まずは下記のチェック項目でセルフチェックしてみましょう。

【睡眠時無呼吸症候群の可能性があるチェックリスト】
□家族や友人からいびきが大きいと指摘される
□最近、急激に体重が増えた。あるいは現在肥満である
□あごが小さい、舌が大きい、扁桃腺や口蓋垂(のどちんこ)が大きい
□鼻が詰まりやすい、鼻の病気がある、気がつくと口で呼吸している
□高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を患っている
□ほとんど毎晩アルコールを摂取する、喫煙者である
□妊娠中、または更年期以降の女性である
□勤務中に無意識に眠りこんでしまったことがある
□朝起きたときから頭が重い、午前中から眠たい
□仕事や家事などに集中できない、意欲や判断力が低下している
※3つ以上チェックが入った人は要注意
※特に、1、5、9にチェックが入った人は要注意!

 

 

3つ以上チェックが入った場合は、受診を検討するといいでしょう。とはいえ、病院に行くのは抵抗があるし……という人も多いかもしれません。

■自分でできる対策は「夕方に髪をとかす」など4つ

白濱先生によると、まず自分で取れる対策として、以下の4つを実践するだけでも、眠りの質が向上して、身体の調子が整ってくるといいます。

【快眠を約束する4大法則】
朝起きたらまず、朝日を浴びる
朝食は不眠解消の栄養素「トリプトファン」が含まれる味噌汁でスタート
夕方ごろ、女性は髪をとかし、男性はネクタイをはずす
蒸しタオルで目をあたためる

この4つを実践することで、生体リズムを司る自律神経が刺激され、体内時計が地球時間の24時間と合致してくるのだとか。

「トリプトファン」とはアミノ酸の一種で、人体内で作りだすことができないため、食事で摂取することが必須なのだそう。「睡眠の質を高めるセロトニンとメラトニンの両方の原料となる成分ですので、積極的に摂取しましょう」(白濱先生)。

ちなみにトリプトファンは、魚類、レバー、乳製品、大豆製品、ナッツ類などにも豊富に含まれている。

さらに、夕方6時ごろの、たった1、2分で行える行為も快眠につながる。

「男性なら出社前にネクタイを締めると、やる気がアップすると感じたことあると思います。反対に、ネクタイを緩めるという行為によって、副交感神経が優位になり、自然と意識が眠りへと向かっていくんです。

同じように女性の場合は髪をおろしたりスカーフを外したりしてみてください」(白濱先生)。

また、目の周辺には自律神経のスイッチが潜んでいるので、ここをあたためるとリラックスできるそう。血行がよくなり美肌にもつながるので、美に関心の高い女性には取り入れやすいですね。

「睡眠健康週間」(3月10日~25日)まっただなかの今、あらためて自分の睡眠を見直して、健康と美を強化してはいかがでしょうか?

(OFFICE-SANGA)

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