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一目惚れ? 「どストライク」の男性との恋愛&結婚は幸せをもたらすのかの考察

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

中身で選ぶべき? 外見が「どストライク」の男性との結婚について

外見が好みの男性と結婚したら果たしてどうなるのでしょうか?

やはり私は、どストライク男性との結婚はあまり推奨できません。

それは、恋愛を維持するのと結婚生活を維持するのとではちがいがあるからです。

ここでは外見に惚れて結婚するメリットデメリットをお教えしますので、あなたがどちらをより強く感じるかで判断してみてください。

外見が「どストライク」の男性と結婚するメリット

腹が立つことでも許せる

結婚してはじめて相手の生活態度や悪しき習慣に気づくことは多いもの。

それは服や靴の脱ぎ方だったり、洗濯物の干し方やたたみ方だったり、トイレの使い方などなど……そんな生活形式のアレコレで気に食わないことはなにかと出てくるものです。

しかし、

「ムカついたことがあっても彼がカッコいいから許せてしまう」
「彼の笑顔を見ると喧嘩の熱も冷める」

という女性もいます。

見た目で惚れていると相手のだらしないところや欠点さえも目をつぶれてしまうこともあるのです。

結婚生活においては「許せないことが蓄積される」ことで離婚に至ることも多いので、顔で相手を許せるならメリットといえるでしょう。

レスが防げる、「この人の子どもが生みたい」と思える

結婚すると夜の営みが面倒になったり義務化してしまう夫婦は多いものです。

しかし、自分好みの外見の男性との結婚は「一緒のベッドで寝るのが地獄」……なんてことにはなりにくいでしょう。

さらに、女性は「自分の遺伝子と相性のいい遺伝子を探す」ようにプログラミングされていると言われています。

どストライクの相手の顔が好きでたまらないのは理屈ぬきに本能。「この人のDNAを残したい」「この人の子供の顔が見たい」という心の声。

遺伝子を求めているなら、夫婦の営みは充実したものとなるでしょう。

外見が「どストライク」の男性と結婚するデメリット

しかし、イケメンと結婚できたからって現実はそんなに甘くはありません!

次のような懸念が生じます。

老けて変わってしまったときに愛が冷める!

いくら今、「この人の顔が好き」「この人の笑顔が好き」などと言っていてもわからないのが変化の度合い。

これまで「カッコいいから」とチャラにできたことが、顔や体型が崩れてくると逆にすごく許せなくなることも……。

彼に見つめられるたびに高揚してたのに「こんなに見た目が変わってしまった」となれば、「やはり結婚相手は中身で選ぶべきだった」と後悔するかもしれません。

顔がいいだけじゃ食べていけない!!

自分の欲するものは環境や年齢とともに変化します。

女性は結婚を機に職場を離れたり、引っ越したりと環境が変化することが多いもの。さらに子どもができれば、結婚前と同じ価値観ではいられないというのが本当のところ。

すると「生活するのに必要なもの以外の価値なんてさほどたいしたものではないこと」に気づくことも多いのです。

残念ながら彼の顔だけ拝んでいればお腹いっぱいになるわけではないのです。“彼の安月給”にため息をつくようになるかもしれません。

いくら外見がどストライクでも、仕事や収入によっては彼への愛が冷めてしまうことも大いにあるでしょう。

次ページ:老いたときにも隣で笑っていたいと思える相手との結婚がベスト!!

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