一目惚れ? 「どストライク」の男性との恋愛&結婚は幸せをもたらすのかの考察
どストライクの男性に恋に落ちたら……アプローチしてもいいの?
ハッキリ言って、あなたが「どストライク」であればほかの女性だって狙っています。
だいたい一発で「素敵だな」「いいな」とあなたが感じてしまう男性がモテないワケがない!
群がる女性を蹴落とし抜きん出たいなら、ほかの女性たちと同じことをしているようではムリでしょう。
多くの女性が男性を射止めるためにすることといえば「彼の目を引くための外見磨き」……。
しかし、モテる男が求めるものは「美」ではありません。
恋愛において「自分がすでに持ってるもの」というのは、相手には強く求めようとはしないのです。
まわりを見渡すと「美男美女カップル」が案外少ないのも頷けるでしょう?
どストライクの男を落とすため自分の容姿ばかり磨いても無駄です。
これまで努力しなくとも女に言い寄られてきた男性というのはそう簡単に引っかからないものなのです。
正直私は、どストライク男性に執着することはあまりオススメしません。
モテる男性を落とすのは多大なる労力が必要ですから(笑)
それでも「いや、あの人は私の運命の相手に決まってる」「彼を逃したら二度とこんな気持ちになることはない!」という確信があるなら話は別。
そんな勇気のあるあなたへ、ムリな恋が成就するよう、恋愛コラムニストの神崎もも子がどストライク男への対処法をお教えしましょう。
どストライクの男性へのアプローチ方法
「私、あなたがめちゃ好みなの」と色仕掛けしたところで彼はなびかないでしょう。
あなたがとびっきりのイイ女でない限り、これまでほかの女性たちがしてきたような方法では釣れるわけがありません。
だって彼は、女性に困っているわけではないのですから……。
ここはひとつ「ほかの女性とのちがい」を知らしめることで彼の心に残る女性になるのが得策。
モテる男性が本命彼女に求めていることを提供するのです。
1.彼がジャイアン気質だとしても、男を立てることができる女性になる
顔や外見がカッコいい男性の多くは自分に自信があり、多少俺様的なところがあります。
彼の自尊心を大いにくすぐってあげましょう。
「私はあなたのことを認めています」「あなたをリスペクトしてます」という姿勢が大事。
彼を持ち上げるときは顔や外見以外の要素を列挙すること!
外見を褒められるなんてことは、ほかの女性からさんざんされてるのですから。
2.見返りを求めず見守る女性になる
たとえ複数の女性と遊んでいても、彼が最終的に選ぶのは“見返りを求めない女”“こちらに要求してこない女”です。
「私と仕事どっちが大事なの?」「今度いつ会ってくれるの?」
……などと催促したり
「あーしたい、こーしたい」と言ってくるワガママな女性はパス。
モテる男性は女性から注文をつけられることを嫌います。自分がしたいことや自分のやりたいことを邪魔するのでなくそっと見守ってほしいのです。
自分のことは後回し、見返りを求めない姿に「お、コイツはほかの女とはちがう」となるのです。
己の利ばかりを考える女性は選ばれないでしょう。
3.彼の話がおもしろくなくともいつもニコニコ笑える女性になる
どんな男性でも自分の話を楽しそうに聞いてくれる女性は大好きです。
ただし、“顔がよくてなおかつ話も超おもしろい男”というのは私が知る限り、あまり見当たりません!
自分からアプローチする必要のないイケメンというのは、女性に対してのサービス精神、ひいてはユーモアのセンスにも欠ける傾向にあります。
会話力の低めな彼にあなたがするべきことは、彼の言うことにイチイチウケること、めちゃめちゃおもしがること!
あなたがいつも笑顔のリアクションをすれば「こんなに俺の話を喜んでくれる子は初めてだ」と感動してくれるでしょう。
美人は3日で飽きますが、ニコニコ女は最強です!
彼を落としたいなら、メイクやスキンケアになんぞ力を入れるより、笑顔美人になるべきなのです。
――このように、どストライクな男性を攻略するのは安易なことではありません。
ある意味、「彼にとって都合のいい女を演じる」「自分を殺す」ことが必要と言えるでしょう。
しかも、晴れて付き合えたとしても、まだまだ苦難は続くのです。
それでも、「私は諦めない!」と覚悟してるなら最後まで読み進めてみてください。
どストライクの男性と付き合うときの注意点
さほど好みじゃない男性に言い寄られて付き合うより、自分がめちゃ好みの男性と付き合えたならそれは幸せなことでしょう。
しかし、惚れた弱みとはよく言ったもので、分が悪くなるのも事実。
彼に嫌われたくないあまりに、アプローチのときと同様に付き合っても“自分らしく行動できなくなる”可能性があります。
次のようなことには要注意ですよ。
謝りすぎない
自分が何か悪いことをしたら謝るのは当たり前ですが、自分が悪くないのにとりあえず謝ってしまうというケースは少なくありません。
丸く収めるために、あなたがいつも先に謝っていればそれはパターン化されてしまうでしょう。
彼は毎回自分のまちがいに気づくことなく、自分から謝ることをしなくなります。
彼を引き止めるために「ごめんねごめんね」が口癖になってはなりません。
言いなりになりすぎない
いつでも「あなたの好きなので大丈夫」「あなたさえいいなら私もいいよ」という彼のご機嫌取りのスタンスは危険です。
彼は次第に物足りなくなり「コイツと会っててもつまんないな」と飽きられてしまうでしょう。
男性には自我を主張しすぎても敬遠されてしまいますが、従順すぎても敬遠されてしまうのです。
恋愛は“偏りがあるとうまくいかなくなる”ということを覚えておいて!
彼のオカンになりすぎない
彼に対して、世話の焼きすぎには充分注意しましょう。
一方的に与えるばかりでいると「これもやっといて」と相手はどんどん調子にのっていくもの。
女性が献身的になることで、彼を“自分からは動かないダメ男”にしてしまうこともあるのです。
女性のほうがベタ惚れしているカップルというのは“ダメンズとオカン女子”という関係になりやすいといえます。
――このように、やっと交際に漕ぎつけても「どストライク」の男性とうまく付き合い続けるのもなにかと苦労するものなのです。