専門家に聞く! 気になる彼が言う「彼女が欲しい」の本当の意味は?
こんにちは、心理カウンセラーの中野とも子です。
彼のちょっとした一言の裏を読む、恋愛読心術シリーズ。
フリーの男性があなたと一緒にいる時に「彼女が欲しいんだよね」と言ったらどう思いますか?
もちろん、その男性があなたにとってまったく魅力的でない男性ならば、「あ、そうなの? せいぜい頑張って」と気にも留めないところでしょうが、相手がちょっと気になる男性だったら?
「これって、もしかして私に付き合ってと言ってる?」
「それとも、私に誰か紹介してと言ってるの?」
などなど……
乙女の気持ちは揺れてしまいますよね。
そう、そうやって仕事中に彼のことをぼんやり考えているあなた!
すでにあなたは彼の術中にはまっていますよ!
まさに、「彼女が欲しい」と女性に向かって言うことは、彼の「俺を気にして!」という構ってちゃんアピールなのです。
恐ろしいことに、これを言って良い相手、悪い相手を彼はちゃーんと知っています。これを言われたことのあるあなたは、きっと母性愛に満ちた世話焼きさんなのではないでしょうか。無意識なのかわざとなのか、でも彼は確実に優しい女性にこれを言っています。あなたが彼に少なからず好意がある場合、「私が何とかしてあげなければ」と思うでしょう。あなたがフリーなら、彼とデートしてるところなどを想像したりもするでしょう。
実は彼、女性を紹介して欲しい反面、あなたのこともちょっぴり狙っているんです。
つまり、
「あなたが自分のために誰かを紹介してくれてもいいし、それでなければ本命が現れるまで君と付き合ってもいい」のです。恐ろしや!
結論からいうと、大人の男性は、本命の女性にはそんな言い方はしないのです。ですから、次の女が現れるまでのつなぎの「パン粉女」になりたくなかったら、彼のその言葉はスルーした方が身のためでしょう。
しかしながら、あなたに対する求愛のはずが緊張のあまり「彼女が欲しいんだよね」というのが精一杯だった、という中学生並みの純朴男子もいるにはいます。
でもよっぽどの口下手でなければこの線が濃厚と考えて良いでしょう。
だれか紹介して欲しければそう言えばいいものを、もしくはあなたと付き合いたいならそういえばいいものを、そう言ってしまうとあなたに対しての彼の優位性が下がるというリスクがあるので、そのように中途半端な言い方をするのです。
男の見栄と下心……。
よく覚えておきましょう~!
では、またね!
(心理カウンセラー 中野とも子)
※この記事は2014年02月22日に公開されたものです