危険!放っておくと幸せを逃し続ける「二度見知り」の人の3つの間違った思い込み
初対面のときはけっこううまくやれるのに、二回目以降、どんどん気分が重くなる。そんな「二度見知り」の人が急増しています。一般的な人見知りには見えない「隠れ人見知り」の代表でもある「二度見知り」。どうして初対面時には何の問題もなく振舞えるのに「二度見知り」になってしまうのでしょう?
実は二度見知りになる人には共通の間違った思い込みが存在します! この間違った思い込みを放置していると、せっかくの幸せのチャンスを自ら見逃していきます。恋愛や結婚はもちろん、仕事などの人生における大事な場面で損をし続けます。このままじゃヤバイ!!手遅れになる前に間違った思い込みを確認し、幸せを手に入れる準備をしましょう。
■間違った思い込み1:何を話したらいいのか分からない
初対面時の会話は、どこでも誰とでも大体同じような流れで同じような話題で過ぎていきます。今まで生きてきた中で数え切れないくらいの初対面時を経験してきているでしょう。その経験を思い出せば、すでにやることはわかっているといえるわけです。
ところが二回目以降、仲良くなればなるほど、相手によって話題やその場の雰囲気は変わります。だから何を話したらいいのかわからないと思ってしまうわけです。
相手によって話の内容が変わるのは事実ですが、二回目から急激に踏み込んだ話をする必要はないんですよ。初対面では当たり障りのない話しかしていないのに、二回目以降急に踏み込んだ話をするほうがマナー違反です。何を話したらいいのかを先に考えないでくださいね。
それよりも当たり障りのない雑談を繰り返すイメージでOK。話の内容ではなく接触回数を増やしていくとそれだけで親しみを感じるようになります。会釈や一言二言の挨拶だけでも2回目に会うことって実は大きな意味があるというわけです。
■間違った思い込み2:ありのままの自分は認められない
初対面のときはサービス精神旺盛で、けっこう無理して盛り上げてしまう人がいます。もちろん盛り上げることはそれほど嫌なわけじゃないけれど、ひとりになったときに、へとへとに疲れている自分に気づくという人もいます。本当の自分はそれほど人間関係を楽しんでいるわけでもないと感じます。
だけど人とかかわることを本当はそれほど楽しんでいないのがありのままの自分だとばれたら、きっと誰からも相手にされなくなりそうで怖いのです。そんなことをいろいろ考えているうちに、すべてが面倒になって、せっかく二度目の誘いが来てもなんらか理由をつけて断るほど苦痛になっていることも。
本当の自分を理解してほしいなら、本当の自分を見せないと誤解されてしまいます。一度誤解させてしまえばありのままの自分を知られる機会はどんどん減ってしまいます。初対面時にサービスしすぎに注意することからはじめましょう。
自分が楽しいと思える程度ならOK。だけどストレスを感じてまで相手を楽しませようとしている自分がいたらいったん席を立ってトイレに行こう。ストレスを増やさないこと、少しでも軽くすることを覚えたら、二度目以降も今より気楽に考えられるようになりますよ。
■間違った思い込み3:恋愛対象に思えない
初対面のときに恋愛対象と思えない人と、その後も会う時間なんてない! 恋愛や結婚に真剣なのは悪くありません。だけど気持ちが焦りすぎると、何事にも急いで結果を求めすぎてしまう傾向が。
初対面時に見抜いたような気になって「この人は絶対ないな」なんて簡単に決めていませんか? 恋愛や結婚に大事なことは、かかわってみないとわからないことばかり。初対面の情報だけじゃ、あまりに少なすぎます。初対面で恋愛対象かどうかを決めて、二度目以降のかかわりを避けてしまうのはもったいないですよ。
■羽林由鶴からのメッセージ
初対面のときには大きな問題がないのに、その後の人間関係にストレスを抱えてしまう「二度見知り」。いくら初対面ではうまくできても、二回目以降がうまくいかなければ親しい関係にはなれませんよね。仕事や恋愛、その他、心が許せる人とのかかわりは二回目以降ゆっくり少しずつ作られていくのですから。恋愛や結婚がすべてじゃないけど、友だち、職場、すべての人間関係も二回目以降にゆっくり少しずつ作られていきますよ。少しずつ関るから信頼関係が築けます。大人になればなるほど「二度見知り」は損なんです!
羽林由鶴
103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『人見知り女子の恋愛法則~「また会いたい」と言われる人になる!』(角川書店)
※この記事は2014年01月24日に公開されたものです