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「子ども」への理想で相手と意見が違ったら……結婚はあきらめるべき?

結婚を考える相手との間でテーマになるのは「子ども」。でも、一方が子どもを欲しがり、もう一方が子どもはいらないという考えの場合、結婚は難しくなるものなのでしょうか。そこで、マイナビウエディング編集部では「子どもが欲しいか否かで相手と意見が異なるとき」について、男女500名にアンケートを実施しました。

結婚をあきらめる/あきらめない派はほぼ半々

Q.結婚を考えている相手と「子どもが欲しい」「欲しくない」という希望が食い違った場合、結婚をあきらめると思いますか?

はい(53.0%)
いいえ(47.0%)

その結果、過半数が「結婚をあきらめる」と回答しています。しかし「あきらめない」派もかなり多め。それぞれの理由を詳しく見てみましょう。

あきらめる派の理由は、埋められない価値観の差、結婚=子どもを作ること、離婚原因…

「結婚をあきらめる」派は、「価値観が合わないといい方向にいかない」(男性/31歳/機械・精密機器)、「基本的なことに食い違いがあると結局は長続きしない」(女性/26歳/商社・卸)、「人生設計が違う人とはうまくいかないような気がする」(女性/32歳/通信)など、子どもの有無に関する考えを大きな価値観の違いと捉え、それが違うと結婚してもよい結果にはならないと考える人が目立ちました。

彼らの多くは「結婚の目的が子供をつくること」(女性/23歳/情報・IT)、「結婚する理由がなくなる」(女性/27歳/学校・教育関連)など、結婚は「子どもを生んで育てること」とリンクするものだと考えているようです。

また「やっぱり自分の子供がほしい」(女性/27歳/運輸・倉庫)、一方で「あまり欲しい欲しいと強調されてしまうと、相手のためにも諦める」(男性/31歳/団体・公益法人・官公庁)、「求められると辛いし相手に諦めさせるのも悪い」(女性/34歳/金属・鉄鋼・化学)など、子どもが欲しい派・欲しくない派とで、譲り合えない点も大きいようです。

このほかにも、「子供がいないと、ケンカをしたときに離婚を考えてしまいそう」(女性/24歳/金融・証券)など、どちらかが子どもを我慢することで、離婚する可能性があると話す人も。

あきらめない派の理由は、考え方は変わる、結婚≠子ども…

「結婚をあきらめない」派は、「結婚後に子どもに対する希望が変わることもある」(女性/32歳/運輸・倉庫)など、子どもに関する相手の考えが後々変わることを期待している人も目立ちます。

彼らは結婚後に、「何度も話し合ってお互いに納得する結論が出るかもしれない」(女性/33歳/学校・教育関連)など、話し合いの場を設けるつもりのようです。

一方で、「子供ありきで結婚を考えていない」(男性/27歳/情報・IT)、「子供が絶対欲しいわけではなく、いなければいないで問題ない」(男性/34歳/機械・精密機器)など、結婚は結婚、子どもは子どもと別物だと捉える人も少なくありません。

「本当に好きな相手なら、その人といられるだけでいい」(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)、「相手が好きで結婚したいから、子供の有無は関係ない」(男性/25歳/不動産)など、結婚は愛する相手と一緒に生きていたいからするものだと考える人も。

さまざまな理由が寄せられましたが、子どもを持つかどうかはナイーブな問題だけに、パートナーとあらかじめ話し合って、お互いの結論を導き出したいものですね。

※アンケート対象
調査時期:2013年11月26日~2013年12月16日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の男女500人
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2014年01月21日に公開されたものです

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