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上級者向けの本は入門書を併用すると読みやすくなる

難しい表現や用語がズラズラと並ぶ本ってありますよね。「どうしてもこれを読む必要があるけど、理解できるかどうか不安」と、読む前からあきらめてしまってはもったいない! どのようにすれば、読みやすくなるのでしょうか?

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入門書を併用する

どんな本にも、たいていの場合、その本に書かれていることについて詳しく説明してある入門書のような本があるものです。上級者向けの本に挑戦するときは、まずその入門書を読むことから始めましょう。普段使わない難しい漢字がたくさん出てくるときには、かたわらに辞書も置いておくとスムーズですね。

例えば、はるか昔の時代に書かれた旧かな使いの本。現代の日本とは書き方も読み方も違っている所が多く、「これってなんて読むの?」と戸惑いがちです。こういう場合は、旧かな使いについて説明してある本を読んで理解しておけば、実際に本を読むときにスラスラと読み進めることができます。

また、時代背景を頭に入れておくと、文章を読みながらそのときの情景が頭に中に浮かんできて理解しやすくなります。

最初からあきらめないことが大切

どんなに壁が高くても、それを攻略する方法は必ずあります。もちろん、障害が多ければ多いほど時間はかかるし苦労もしますが、それを乗り越えて見事目的を達成したときには、すがすがしい達成感と自信を手に入れていることでしょう。

本というのは、実に様々な楽しみ方のできるアイテムです。普通に生きているだけでは会うことのできないような人の知恵を学ぶことができるし、大昔の出来事だって知ることができます。ストレスがたまっているときには頭の中を空っぽにしてくれるようなギャグマンガを読み、大声で笑うとスッキリしますよね。

難しい本の楽しみ方も同じです。使われている漢字や表現が難しいというだけで、それを書いた人が「読む人に何かを伝えたい」と思っているということに代わりはありません。読む側は、あまり難しく考えず、今の自分に読めないのなら読める自分になればいいという気持ちで、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。

読める本が増えるにつれて、人間としての幅も広がっているはずです。

※この記事は2013年12月27日に公開されたものです

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