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読んでもらえる文章を作るためにはどうすればいいの?「単語と単語の間につなぎ言葉を挟む」

人に「読みたい」と思ってもらえるような文章を作るにはどうすればいいのでしょうか? いくつかの点に気をつけるだけで「おもしろい」「もっと読みたい」と思わせることができるんです。

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状況を丁寧に説明しようとするほど、文章が単調になる

「あれもこれも伝えたい」そんな思いで作成した文章。後から読み返してみると、なんだか単調で面白みのない印象……。状況を丁寧に説明しようとして、単語ばかりをズラズラと並べ立ててしまうとどうしてもこうなってしまいます。

このような時には、単語と単語の間につなぎ言葉を挟むと自然な流れの文章になります。例えば「月に一度のセール。セーター、トレーナー、ダウンジャケット、冬物衣料がお買い得」という衣料品店のチラシがあったとします。

なんだかそっけない印象で、「ふぅん」としか思いませんよね。これを「やってきました、月に一度のお買い得セール! セーターも、トレーナーも、ダウンジャケットも、欲しかったあの冬物衣料が大変お値打ちに。ぜひこの機会にお買い求めください」と変えてみたらどうでしょう。

こちらに訴えかける力がまるで違いますよね。このように、できるだけ自然な感じになるように気をつけて書いてみましょう。

報告書などを書く場合は、最初の一文に予告を入れるとよい

報告書のような「伝える」という意味合いの強い文章を書く時は、まず最初に本文につながる予告を入れると分かりやすくなります。受け取るほうは、その予告の一文によってその文書にどんなことが書いてあるのかを把握して、心の準備をすることができ、残りの文章を落ち着いて読むことができますね。

おもしろさを伝える

文章の中に「これを読むとおもしろいだろう」と感じさせてくれる一文があれば、読み手のその文章に対する敷居がグっと低くなります。高校生活を題材にした小説ならば「この物語はある高校で実際に起きた、呪われた事件を題材にしたものです」と初めに書いておくことで「何があったんだろう」と読者の興味をそそり、次のページへと進ませることができます。

このように、本文へと誘うような魅力的な一文を紛れ込ませるようにしてみましょう。

※この記事は2013年12月25日に公開されたものです

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