お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

長い文章をスラスラ書くには?「コンテを作った後に肉付けする」

文章を書くことに慣れないうちは、言いたいことがあっちこっちに飛んだりして、なんだかちぐはぐなものになってしまうことが多いものです。でも、きちんと準備をしておくことで長文もスラスラ書けるんです。

【ロジカルな文章を書くコツは?「三部構成」「MECE」】

コンテとは

長い文章を作る時には、事前にどんなことについて書いていくのかをまとめておく必要があります。これを怠ると、順番がめちゃくちゃになって非常に読みにくい文章になってしまうからです。「コンテ」とは、これから書いていこうという文章の中で使う材料を揃え、それをどのように配置していくかを考えることを指します。

場面をそれぞれ起承転結に分け、「書き出しはこれ、盛り上がる場面はこれ」というように当てはめていくわけです。どこで何を書くかがはっきりするので、書いていて迷うこともありません。

長い文章を書き始める前には、コンテを作っておく

書きたい文章が長ければ長いほど、事前準備が大切になってきます。まず大まかに書きたいことをいくつかに分けたら、次にそれらをどのような順番で登場させるかを決めていきます。書き始めはこれで読み手の心をつかみ、次にこれを持ってきて盛り上げ、最後はこう締めくくるというように。

これができていれば、文章は自然と読みやすい論理的なものになります。いかに流れをスムーズにするかが重要なんですね。

肉付けをしていく

だいたいの構成が決まったら、さらに細かく「どのようなことを書くか」を決めていきます。各章ごとに箇条書きで、文章の中に盛り込みたいことを書きだしていきましょう。そして、少しずつ言葉を足して、読み手に伝わりやすい表現へと変えていくのです。

例えば「マリコさんが怒っていました」だけでは、なぜマリコさんが怒っていたのかまでは伝わりませんが、「友人に約束をドタキャンされたので、マリコさんは怒っていました」と表現すれば、その理由も伝えることができますよね。

このようにして、できるだけ読む人の頭の中にその場面の情景が浮かびやすいような工夫をしていきましょう。

※この記事は2013年12月25日に公開されたものです

SHARE