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相手を絶句させてしまう話し方「問い詰め」「断定」

「ちょっと、何してるの!」いきなりこう怒鳴られて、思わず絶句してしまった経験ありませんか? 言ってることがどんなに正しくても、言い方が悪ければなにも伝わりません。マイルドに話す方法とは?

【女子が思う恋人を紹介したくない女子「決めつける」「ほしがり」】

問い詰め型の表現

部下がミスをすると、上司である自分にもとばっちりが来てしまいます。そのため「どうしてあんなことをしたの?」「どういうやり方をしたらこうなったの?」というように、部下をとことんやりこめようとする人がいます。でも、こんなことをしても部下が自信をなくして萎縮するだけでなにもいいことはありません。

やり方がまずくて失敗したことぐらい、部下自身が痛いほど分かっているのです。その上、こんな風にねちねちと責められたらたまったものじゃありませんよね。上司として部下のミスの原因を把握することは必要ですが、言葉のかけ方には注意しましょう。

断定表現

「君ってこうだよね」というように、相手のことを決めつける人がいます。本人は相手のことを理解しているということを伝えたいだけかもしれませんが、決めつけられたほうはやはりカチンときますよね。特に、上司と部下のように反論したくてもできない関係の場合は、上司の何気ない決めつけの態度にストレスを、ある日突然「いい加減にしてくれ!」と爆発してしまうかもしれません。

相手に誤解を与えない、マイルドな伝え方とは

どんな場合でも、相手を尊重する姿勢が大切です。それは、上司と部下の関係でも変わりません。部下が失敗をしてしまったなら、まず率直に理由を聞き出し、その上で一緒に解決策を考えてやればそれでいいのです。問い詰めて、精神的に追い込む必要などありません。

また、相手のことを「こうだよね」と決めつけがちな人は、口を開く前に「この人はきっとこうだろう。でも、もしかしたら違うかもしれない」とワンクッション置いて考えるようにするクセをつけると効果的です。

自然と「君はこうなんだろう」というセリフが「君はどんな風なの?」と疑問形になり、相手にストレスを与えずにすみます。そうなれば、部下も自分の気持ちを素直に話してくれるようになり、信頼関係が深まるでしょう。

※この記事は2013年12月18日に公開されたものです

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